小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

楽の未来

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散々に楽をしてきてからの...”未来”を...

たくさん経験してきたはず。

哀しいほどに。

 

自分だけでなく、同じ穴の狢らの行く末をも見てきているので、枚挙にいとまがない。

楽の未来に平穏も安泰もなかった。

実感とすれば...

「楽した分」だけ「もがき苦しむこと」が用意されているんだ、と。

 

「考え」を悔い改め...

なんとかリカバーに励んできたつもりではあるので...

「ゴール後」...つまり...歳を取った後の人生ぐらいは...

違っていて欲しい...

と期待していた。

もともとそんな卑しい本性だからこそ、散々楽にも浸れていたのだ。

 

つまり...CMなんかによく出てくる...

ゆったり、のんびりした...穏やかな毎日を過ごせるのでは...な~んて期待が「無かった」と言えばウソになる。

 

そんな「ゴールの幸福感」はジャストコロナ時代に合致してしまって...

見事に破壊されている。

しかもいまだに破壊され続けている。

 

数々用意されていた「記念すべき日」の飲み会なんて当然のように全部中止。

しまいにゃ「会うこと」さえ面倒臭くなって、違う意味で平穏の日々になっている。

ある意味...「楽」な。

 

多分...そこに来て...

妙なことに

 

散々に楽をしてきてからの...”未来”を...

たくさん経験してきたはず。

哀しいほどに。

 

という過去の教訓が蘇っている。

 


恐らく歳を取っても”同じ”なのだ。

やっぱり...

「楽した分」だけ「もがき苦しむこと」は用意されるんだろう...と。

 

仕組みはわかっていても...

もう若い頃のように遮二無二頑張ることは出来ない。

それはかえって自分を傷つけることになってしまうのも目に見えているから。

おじいさんが大谷君目指して160kmの球なんて投げようとするなら、一瞬で肩を壊してしまうように。

 

そう...

頑張ることさえ

出来ない年齢なのだ(笑)

 

だから...ボチボチ...

ボチボチ...でなんとななるよう...

コツコツコツコツやるしかないのだ。

 

まったくもってジジ臭い話なんだけれども(笑)

 

とりあえず...

まだまだ「気を抜いちゃいけない状況だ」とは言い聞かせておこう...