小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

誰が悪いの?

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「もう一人の自分」の”忠告”が案外信用出来るのは...

「率直」「正直」だからだろうか?

”誰にも見えない分”というところもあるのだろうし

”誰にも見えてないからこそ”というところもあるんだろう

 

出来ない

知らない

弱い

醜い

 

”社会に隠している”恰好の悪いところを熟知してござる。

強がりを剥いだ無能な自分を見抜いている。

 

だからそれらを包み隠さずに...

(そんな程度のお前で出来るのかよ?)

 

とズバリと指摘する。

 

こんなにも見抜いているヤツ...

他に居ない。

 

なんたらハラスメントやら

なんたらハザードだらけの世の中で

気を使われた言葉に自惚れれば自惚れるほど...

結果は遠のく。

 


これほどにも直接的な指摘はない。

人が聞いたら馬鹿な話

なんだと思うだろうけど...

 

それでいい。

 

恰好つけたがりのくせして

浮かれやすく舞い上がりやすい自分に

一番先に気が付いてくれるのが

 

コイツなので...

 

残念なことに父には「もう一人の自分」が見えないようだ。

 

お世辞に舞い上がり、お上手に自惚れて

それが自分の本当の評価と過信して

世間の本心とのギャップに憎悪を生じてしまう...

「政治が悪い」

「総理が悪い」

「教育が悪い」と...

 

足りていないのは自分の方...なのに。

 

その光景を頻繁に拝見し、同じDNAを持つ身としては

そうはなりたくないだけのこと...

あった!

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考えに考えて

悩みに悩んで(この表現は嫌いだし、考えること自体悩みじゃないと思っている)

それでも的確な答えを見つけられずに...

また

考えに考えて

悩みに悩んで(この表現は納得できないけど)

いくと...

そのうち煮詰まり過ぎて...

ちょっと呆然というか...オーバーヒートというか...

思考停止ぐらいの状況になったりもするんだけど...

 

そんな時に...

「ハッ?」

と”絶妙の答”を手の中に持っていることに気が付いたりする。

 

「えっ、いつの間に?」

 

という思いでもあるんだが....

 

そんな時は...

「嗚呼...考えに考えてきてヨカッタ」

と妙に納得する。

 

「努力の成果」

と言うよりも...

24000ピースぐらいのジグゾーを

一つずつ一つずつ真面目に検証するという気の遠くなるほどのドン臭い作業を地道に継続していたならば...

「あれ、知らない間に持っていたの?」

という

神様が味方してくれたかのような感覚だ。

 

一瞬で何でもかんでも答の出せる人がえらく賞賛されていたりするけど...

 

自分には無関係な世界のようで

あまり関心は沸かない(笑)

専門家

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自分には「得意ワザ?」があって...

思考がこんがらがって、いわゆる視界不良のままに煮詰まったような状況が続くと...

ある瞬間に突然

「これ以上に一方向に努力するってことは...ひょっとしたらば...邪魔を一生懸命するようなことにも...なるんじゃないのか?」

みたいな考えが出てきて...

「無理を抑えて”やれる”程度で”やれる”ことをすれば....」

「それで仮に失敗したとしても...成果が見られなかったとしても...ま、しょうがないんじゃないの?」

のように...他人事であるかのように淡々としてしまうことがある。

 

”執着心”

もたしかに薄いかもしれない。

 

でも、諦めきれないことだってあるので、そればかりでもないだろう。

 

もう少し「違うところからの”作用”」であるような気がする。

 

この手順を踏むので...極端に言えば...

当初の「目標」や「願い」はいとも簡単に諦めてしまうのかもしれないんだが...

その分...というのも変だけど...

プレッシャーやストレスにさらされる時間も少なくしていることになる。

 

「大志なんて抱いたことがない」

とこのブログでも何度も供述しているけど...

本当は....あったかもしれない。

しかも何度も...思い浮かべたのかもしれない。

 

が、上記のような思考システムが稼働して...

精神に負担をきたすようなものは...

「無かったこと」

のように自動制御されてきたのかもしれない(笑)

 

弱い鰯は命を奪われそうになると

全身の鱗を落として本体の身を守ろうとする

らしい。

 

一番大切な部分を守るためには

捨てなきゃならない(諦めなきゃならない)こともある。と。

そういうことなのか...

 

ま、自分の場合は「早すぎる」

気もするけど(笑)

 

だから大きな目標も持てなかったし、もちろん達成もない人生なんだけれども...

心の健康だけは害していないのかもしれない。

 

そうやって考えてみると...

なかなかに生まれながらの「心の健康」の専門家なのかもしれない(笑)

教訓

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残りわずかとなって...

「ゴールに邁進している様」

であるよう努めてきたつもりだったけれども...

 

今週は何度もブチ切れそうになっていた。

ささいな人の言動が何度も気になった。

 

あまり平静ではない。

いや、表面上は「冷静」を繕っているものの...内面がかなりトゲトゲしてきている。

 

事情あってオーバーワークを超えている忙しさもあるんだろうけど...

そういう時は案外「ノッテいたり」もする。

 

それとは違う。

焦っている?

それとも違う。

そんなさ中に株価が急落した。

 

この10年ほど...そういった事態にもあまり動揺することなくなっていたんだが...

妙な胸騒ぎがする。

そう、その感じ。

だから...落ち着かない...のだ。

 

多分...この先の展開に...言ってるほどの”自信”を持てていない。

誰にもわからない未来なので仕方のないことだし、ましてやコロナの渦中で、普通ではない日々が一年も続いているのだから...

どこもかしこも”普通”ではないのだろうけど...

それはやっぱり「結果の言い訳」にはならない。

 

そこで...

やること多いので慌てたいところなんだが...

だからこその休日を取ることにした。

 

土日は自宅で過ごす。

ただ、仕事はふん詰まってしまっているので、ぼちぼちと片付けてゆくけれども...

「休み」

の仕事は電話も入らず、メールも来ないので、実にマイペースというか...

落ち着いて出来る。

言い方変えれば

 

落ち着きを取り戻すことが出来る。

 

今はそれが大事と判断した。

 

それを書いておきたいと思った。

 

かつての自分にはなかった対処法だ。

 

この作戦が吉と出るか凶と出るかはわからないんだが...

 

かつての自分の場合なら...

焦りや不安という薪をくべてしまって...

さらにの馬力で遮二無二さを増幅させていたことだろう。

 

そしてその結果は...

現実にもあった大ジャンプ台からのジャンプの失敗....

による大怪我。

 

そんなことばかりの人生だったので...

少しは教訓が出来ているのかもしれない。

ここは何処?私は誰?

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「本当のゴール」まで一月を切った。

二月は短いので実際はもっと近いだろう。

 

このブログでも散々に書いてきたので、自分には「意味のあるゴール」なんだけれども...

普通の人にとっては「単なる通過点」かも(笑)

 

ま、人生の価値観なんてそんなもんだ。

 

とは言うものの...もちろん自分とて”そこ”に到達するならある種の満足感は得られると...思う。

早くゴールしたことにしたかった昨夏の”仮のゴール”でも、それは多少なりとも感じた。

 

が、本番ではそんな感傷に浸っている暇がない。

 

と言うのも...”仮のゴール”の先には「本当のゴール」があるので、”やること”は変わらなかったんだけれども...

「本当のゴール」の先にはもうゴールがないので、その次の準備もしなきゃならないのだ。

 

一応3年ほど前から考えてはいたんだが...

急転に次ぐ急転でなかなかにダイナミックなことになっている。

それにつれてのお金の動きも当然あるんだが...

あまりの忙しさにイチイチの確認をしないでいたらば....

 

相当の損

 

になっているではないか!

 

「計算間違いじゃないの?」

と言いたいぐらいなんだが...

多分...計算間違いではない。

 

むしろ言うならば...

計画や行動や判断が雑だったのだ。

 

お金の問題だけじゃない。

完全なるオーバーワーク状態に入ってしまって...

「こんな時だからこそ」メモも執拗に取って用心しているつもりなんだけど...

 

防ぎきれないほどのミスやロスを犯している。

表面的には「見えないように」繕っているものの、その数は損失金額同様、異常に多い。

 

ってなわけで本日は仕事。

「明日からのスケジュールの再確認」

なんて恰好いいもんじゃない。

 

一体何がどこまで出来ていて、どうなっているのやら....

 

とりあえずぐちゃぐちゃになっている「現状の把握」をしなくては...

「もう一人の自分」も成長?する

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自分の場合...

「決断を迫られる」等々重要な場面だったりすると...

「もう一人の自分」が四六時中背後に常駐している...ような状態になる。

そいつから見た「もう一人の自分」をほっておけないのだろう。

 

若い時には

(ビビってんのかよ)

(恰好悪いぞ)

(ここでやらなきゃいつやるんだ)

....と、焚き付けるモノが多くて...

だからこその”思わぬ結果”にありつけたこともあるんだろうけど...

”衝撃的なほどの失敗”も数多い。

 

まあ、今にして思えば...自分一人の決断では「滅多に経験出来ないこと」のような気もして薄笑いしてしまうんだけど....

「成功の確率」

が低かったのは確かだ。

 

「若い頃」が「未熟者」に例えられることが多いのは...”当時の本人”は気が付いていないが...

ある意味「挑戦者」というか...こんな自分でも「80%の普通の結果」では気が済まず、「120%を取りに行っていた」んだろう。

 


それが...いつの間にか...随分変わってきた。

(まずは焦るな、慌てるな。一呼吸置け)

(早いもん勝ちもあるかもしれないが、素早い決断は短絡的・欠落的であることも多い)

(何度も何度もシュミレーションして、限りなく”絶対”に近づける)

等々

「成功の確率を上げること」に全力投球だ。

ゆえに...

難易度の超低い「成功」ばかりになっている...(笑)

 

でも、そういうところが「能力の限界」なんだろうと納得できるようにもなってきている。

マー君のような人はおそらく...80%の力でも...十分に超人なのだ(笑)

 

「もう一人の自分」がもう少し早く大人になってくれていたならば...

「現実の自分」はもうちょっとマシな人生だったかもしれないな...とも思うんだけど...

まあ、いくら「もう一人の自分」といえども...

 

”人”のせいにしてちゃいけないな(笑)と。

 

もう一人の自分

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自問自答

と言う言葉があるぐらいだから

多くの人が「自分と」しゃべっているんだと思う。

 


面と向かって言えないような悪口だったり、妬み嫉みばかりじゃなく

(ヨッシャー!)とか(やったぜ!)という感嘆や

(クッソー!)(残念!)という落胆や

(なんやねん)...なんて言うツッコミまでも...

他人ではなく...案外”自分”に向けて吐いている。

もちろん声に出さずに。

 

そんな生活を続けていれば...

「もう一人の自分」が居る、なんて...非科学的なことは言いたくないけれども...

意識の中には明らかに「もう一人の自分」が育ってくる。

 

自分の場合も、それに気が付いたわけではないものの...

「自分が自分に話しかけている」

ことには気が付いた。

 

しかも...気が付いてみたらば...案外多い。

というか...もはや頻繁。

 

ひょっとかしたらば...

これが...群れない、人を過度に求めない...性質の原因にもなっているのかもしれない。

自分の中で会話が完結してしまうので。

 

よくある”ジキルとハイド”や自分の中の”天使と悪魔”...ほどに過激な対立やダイナミックな葛藤があるわけじゃない。

双子?

の経験は無いんだけれども心の中の双子?のようなものなのか?

サラっとしたつかず離れずの友人ってなところか?

それこそ離れられない関係なのだから...腐れ縁といった具合か?

 

実に不思議な...「もう一人の自分」に

話しかけ、

語りかけられて、

時が過ぎて行く...

 

そんな自分の心理に気が付いたのは...

こうしてブログを書くようになってから。

書いてる最中にすら...

(あんまり女々しいこと書かない方がいいんじゃない?)

なんてカンジで登場したりする。