小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

もう一人の自分

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自問自答

と言う言葉があるぐらいだから

多くの人が「自分と」しゃべっているんだと思う。

 


面と向かって言えないような悪口だったり、妬み嫉みばかりじゃなく

(ヨッシャー!)とか(やったぜ!)という感嘆や

(クッソー!)(残念!)という落胆や

(なんやねん)...なんて言うツッコミまでも...

他人ではなく...案外”自分”に向けて吐いている。

もちろん声に出さずに。

 

そんな生活を続けていれば...

「もう一人の自分」が居る、なんて...非科学的なことは言いたくないけれども...

意識の中には明らかに「もう一人の自分」が育ってくる。

 

自分の場合も、それに気が付いたわけではないものの...

「自分が自分に話しかけている」

ことには気が付いた。

 

しかも...気が付いてみたらば...案外多い。

というか...もはや頻繁。

 

ひょっとかしたらば...

これが...群れない、人を過度に求めない...性質の原因にもなっているのかもしれない。

自分の中で会話が完結してしまうので。

 

よくある”ジキルとハイド”や自分の中の”天使と悪魔”...ほどに過激な対立やダイナミックな葛藤があるわけじゃない。

双子?

の経験は無いんだけれども心の中の双子?のようなものなのか?

サラっとしたつかず離れずの友人ってなところか?

それこそ離れられない関係なのだから...腐れ縁といった具合か?

 

実に不思議な...「もう一人の自分」に

話しかけ、

語りかけられて、

時が過ぎて行く...

 

そんな自分の心理に気が付いたのは...

こうしてブログを書くようになってから。

書いてる最中にすら...

(あんまり女々しいこと書かない方がいいんじゃない?)

なんてカンジで登場したりする。