小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

血管切れる形相

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実は.....

連続更新を始めた時からも仕事の展望は改善していない。

3年前に「どうしようか....」と青ざめた状況よりもジワリジワリと悪化は進行している。

 


であるなら....気分の改善などすることないはずなんだが...

”一つの節目”でも過ぎたのだろうか?....

少し力みが取れたというか....

少しだけ肩の荷が下りたというか....

そんな気がしている。

 


「下り坂」であることを認めてしまうことは.....

なんだか五木寛之の真似のようでもあるし、

なんだかこの先にはもう良いことなど一つもない気もしてくるし....

えらく老け込んでしまうことのように思えて....

ってなことで、踏み出すことどころか、「下り坂」の存在を認めてしまうこと自体にためらいもあったんだが...

 


”焦り”という熱でも少し取れたのだろうか?

「この10年の自分」を少し醒めた目で見ている自分が居る。

 


最中は....

我武者羅に頑張っている.....つもりだった。

年齢に言い訳もせず、顧みず、若さを保とうとしている....つもりだった。

常に目標を意識し、目標に向かうことを諦めず、例え例え打ちのめされることがあったとしても、

そこから立ち直ろうとしてきた....つもりだった。

 


が、その分

この10年は...

いつも「焦っていた」んじゃないかと思う。

締め切りには十分に間に合っているのに、

そういった際にも「次の分まで」と

「間に合っているのに」いつもいつもエンドレスで「急いでいた」ような気がする。

それは....

いつも冷静じゃなかった....

ってことだったのか....とか....

 


「無我夢中」、「一生懸命」

そう表現されるなら有難いが....

「良い結果」の出せる限度を超えて....

害のある程度になっていたんじゃないだろうか?と。

 


実力以上の無理な頑張りで”過呼吸””酸欠状態”のまま、それを無視して走っていた様子だったのかもしれない....

 


だからこその量や場数をこなしてこれたのだとは思うが....

果たして中身は?

と問われるなら否定はできない。

記憶に残っていないことすらあると思う。

 

 

これからもサボらないようにはしたいと思っている。

ただ....

やれる範囲で十分だ。

と自分自身に堂々と言えるようになってきたような気はする。