小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

プチゴミ屋敷

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5年ほど前からか....

「捨てる」ということに興味を持ち始めた。

 


いや、もう少し違う言い方が適切だ。

「どうしてこんなものを買ってしまったんだろう」

というそんな動機を持った自分の心理に興味を持つようになった。

 


自分のしでかしたことなのに全く無責任なんだけど。

 


夢遊病者状態で買ったのか?

...と思うほどのモノも少なくない。

 


よく吟味したり

よく調査したり

すれば事前にわかりそうなものだが.....

 


そこまでしなくても「わかっただろう」というモノが多いから残念なのだ。

そんな性格が。

 


早い話がそこに自分の軽率さが溢れている。

父親を軽率な男と馬鹿にしているくせに

しっかりとDNAを受け継いでいる証拠を見せられているようで....

腹立たしいのだ。

しかもずっと続いていて。

 


”衝動買い”と人は言う

いやいや。それとは違うと思っている。

ちゃんと考えていた。

 


実は「ちゃんと」じゃないのに、そう思い込んでしまえることが治らないからの問題なのだ。

それは一種の”自惚れ”でもある。

 


「ちゃんと未来を考える力がない」

が正解。

 


身の回りにあるモノは

単なるモノではなくて

そういった自分の至らなさの集積のようなもの。

凝視すればするほど「どんなものにも」大なり小なりそんな部分が見えてきて....

 


己の短所の集積を見せつけられているようで....

 


うんざりする。