小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

遠い昔...遥か銀河系の彼方で Ⅱ

 

 


ちょうど今、STAR WARS もやっている。

 

言うなれば....シスの家庭に生まれた存在(かなり質量は違うがまあ”対比”として)ならば....

シスのまま人生を全うするというところが....一番波風立たない素直な路線なんだろう....とか...

同じような境遇であっても大して違和感を覚えずそのまま進む人....が普通なのかもしれない。

さしずめ最近話題の政治家など...「そういった継承」がされてきたのかと...皮肉を込めてでも言ってよいかしらん(笑)

 

が、いろいろとわかってきた...「その目」

で、改めて自分の父親を観察したならば...

どう見ても”シスのまま”の人生では幸せにはなれないと思わされる。

 

父親は「運や社会や時代の影響だ」というが....

私には....相当に「本人のせい」...としか思えない....

 

そして...なんせ....ちっぽけな自分ひとりのせいなのだから....

そんな大きな転換ははからなくても....ほんの少しでも....

「変える」ってことで...その積み重ね....で、事態は随分と違ってきていたような気もするわけだ。

最後の最後まで後悔を貯めるよりも....

 

”ささやかな変化”を自分に知らしめたのがジョギングだ。

「随分と太って、あっちにもこっちにも、支障が出てきていたもの...」

を一挙に解消したのは「走っただけ」のこと。

 

そりゃあ何も考えないほど無謀な走り様ではなかったと思うんだけれども....

別に難しい問題を解いたわけでもないし、徹夜を続けるほどの努力をしたわけでもない。

ただ...走っただけ。

 

それがたまたまにシッカリ効果を出して...

その効果が20年も続いている。

 

言い換えるなら....

「単純に”走り出したから”....別の道を進むことになって...さらに、そこから....20年もたっている....」ということだ。

走る以外のことにだって通じるものはあるだろう....

 

もう感傷的になるにはほど遠い昔なので....「あえて」考える機会は無いと思っていたんだけれども....

奇遇かな?

.....多分走り出さなきゃ大酒飲みの自分はもう死んでいたと思う。

 

だから...たとえ小さなことであっても....

良くないことは良くないままにしておくよりも、少しでも良い方に変えていった方が...

悪い人生ではなくなるんじゃないだろうか?と...

出来ないことなら仕方がないと諦めようもあろうけど....

手を出せば...出来たこと...をやらずに済ませてしまって後悔するのは...