小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

蟷螂とか鈴虫とか

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とりあえずの一区切りはついたので、他の事を片付けていたらば...

あっと言う間に一週間経ってしまった。

 

もともとの主旨とは全く違ったブログになっているんだが...

その”違った主旨”も目指した期限だけは同じ今年。

しかもあと3か月。

 

ぼんやりと...そこを一つのゴール(区切りという程度だが...)と30年前に定めたのは...

「そこまで辿り着けない可能性の方が高い」

と想定していたから。

 

健康は大丈夫だろうと思っていたので...

経済的に、だ。

 

親のことも含めて経済的には安定が予想出来ない人生だった。

で、29年9か月...

実際そうだった。

今もそう。

 

だから...成果や程度は別にして(それも望むが...)

ともかく...家族を一人として不幸にせず...そこまで辿り着けるなら...

人生何も成せなかった自分でも...

一つはお役に立てた

としてやろうと...

 

それが今年の今から三か月後。

だったわけ。

 

最近回顧録のようになっていたのもそこから。

安堵感じゃない。

そんなものを抱いた途端に地獄へ落ちることは散々経験している。

だから油断しないように

ただひたすらゴールを目指してきたんだが...

 

世間は私のペースでは進んでいない。

もう三か月どころか

来年の予約とか予定を言わなきゃならない時も出てきて...

世間から...三か月後で勝手にキリをつけてもらっては困る、と言われているかのようになってきた。

 

よってそこまでしか考えていなかった自分は...

大慌てで”その次”を考えなきゃならなくなっているということ。

 

に加えて...ここまではむしろ...

我武者羅にやってきた。

なんせ期限を切ったのが30年前なので、まだ若かった。

その気力や体力を前提として考えてきた。

だから...5年前ぐらいからは...

正直、このやり方じゃあ随分と通用しなくなってきたなとも感じていた。

 

もう少し恰好よくゴール出来ると思っていたんだけれども...

満身創痍ボロボロだ。

サケの産卵みたいだ。

駅伝で言うなら、倒れ込んで抱えられるパターンなんだろう。

 

ま、生き物の...特にオスの運命なんてそんなものか?

蟷螂にせよ、鈴虫にせよ...

食べられないだけマシか(笑)

 

そう。それはひとえに歳をくったから。

三十年前には考えられない機能になっっている。

 

ということは...とりあえずあと三か月はこのままで誤魔化し通したとしても...

せめてその節目からぐらいは....少しずつ生き方も変えて行かないと...

いろいろフィットしていかないんじゃないかと...

 

そういう機会が訪れたのか?と...

だから、回顧録のようなものを書き出してみては...

これまでの”流れ”をちょいと振り返ってみたというわけ。

「自分って何」なんだろうと。

 

いわゆる無理しない...「等身大の自分」っての?

誤魔化さない、装飾しない、「素の自分」っての?

それを掴んでおかないと...

さらに機能を落として行く今後の人生は...

うまくいかないよな、と。

 

自分の事なのに...頭の中だけではなかなか上手に考えられないようだ。

というか...頭の中は誰にも覗かれないので...ついつい自分の都合の良いように創作してしまうから...

「事実でもないことを書けないだろ?」

と、ブログに監視してもらっている。