小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

楽しく過ごすのは相当に難しいこと

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「ないものねだりはしない」とか

「開き直る」

なんて...若い時期には無理。

だったんだろうなぁ....

とか思えている。

 

「見えてはいない」のかもしれないけれども...

未来があり、夢も希望も持てる...かもしれない、であり、時間が有り余るほどにある...

ことは恐らく本能でわかっているはず。

 

ゆえに...

焦る。

不安になる。

迷う。

悩む。

 

出来ることなら...

あれも欲しい

これも欲しい

それも達成したい。

 

が、ある程度の年齢からは...

 

それが無くなって行く。

一つずつ。

 

”可能性”が無くなって行くのだから...

考える必用もなければ...

悩む必要もないのだ。

禿げることが止められないように、もうどうにもならないことなので。(笑)

 

そもそもに...

地球上に存在出来る残りの時間さえ無くなっているというのに(笑)

 

残される可能性は....

限られた需要と...

どんどん衰えるけどなんとか残っている体力

そして減る一方の未来の時間。

そんなところ。

 

それを...「寂しいこと」...と考えるのか...

「たくさん考える必要がなくなった」

「あれもこれも努力する必要がなくなった」

と捉えるのかはそれぞれの自由。

 

50歳も過ぎるなら...

プロ野球の選手も無理ならば、医者になることも、大臣になることも

完全に無理(笑)

いやいや転職さえもほとんど無理。

 

自分の知る会社では「50歳で役職定年」という会社がある。

55歳なんて言ったらば...それが”普通”なぐらいある。

 

嫁さんを交換するわけにもいかないだろうし、人格を変えていただくことも不可能だろう。

もう子供を増やすことも出来なければ人為的に減らすことは問題だ。

 

「良い」「悪い」を何百時間かけて考えたところで...

「変えることが無理なことは山ほどある」のだ。

 

だから...

考えてどーにかなることだけ

考えて

あとは残りの人生が

どうすりゃ楽しく過ごせるのかを

素直に、一生懸命

考えていた方が...うんとマシな人生になるような気がする。

 

楽しく過ごすことをナメてちゃいけない。

普通にしてたら苦しい毎日になるのが当たり前。

相当に努力しなくちゃ楽しくなんて過ごせない。

 

何の努力も工夫もないのに

「楽しく過ごしたい」

なんて...

いつまでも赤ん坊のようなことを言ってたって誰も叶えちゃくれないのだ。