小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

勇気ある撤退

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眠れないかも?と覚悟したが...

意外にも熱燗飲んだらパタリと寝てしまった....

 


でも、正直、昨日知り得たことなので動揺はまだ残っている。

動揺したままの思考で良い方向に行くことはない。

動揺したままで良いアイデアが浮かぶこともない。

後ろ向きに歩いても良い方向に歩いて行けるはずがない。

悪くなるなら悪くなるなりに最低限の悪さでとどめないといけない。

 


いや、正直覚悟していたよりも早かったんだが....

こういう事態を想定した上での考察だったのだから....

「その時が来た」というところ....

 


ただ....早すぎて(というか準備が遅すぎて....)生かせるほどに形になったものが何一つない....

それでも....マインドというか....姿勢というか....なんとなくボンヤリと見えてきているようなのが救いか....

 


ま、いずれにしろ....これでハッキリとした下り坂への入り口には立った。

というか自分の場合には「広げた風呂敷を畳み始める段階に入った」とイメージする方が合っているかもしれない。

 


良いように捉えるならば....いつかはやらねばならい作業ゆえに....それが早まっただけのことかもしれないし、それが”早い分だけ”次のステージが楽かもしれないという淡い期待も無くはないんだが....

まあどう言いくるめても.....苦境は苦境なので楽しくはなれない。

 


そしてこれまでのスタイルの継続は完全に無理になった。

リーマンショックの頃からあーだ、こーだと言いつつも....規模もスタイルも維持して来れたんだが....

それももう無理。

 


いや、それさえも今から考えるならまだまだ楽な方で....

言うならば....この3年。

その維持にはそれはよく頑張ったと思う。

よく粘ったと自分をも評価してやっていいと思う。

3年前には本当に「終わった」と覚悟したことを....覚悟を引きずりつつ3年伸ばしたのだから....

たかだか3年かもしれないが....

この粘りがきっと今後の人生にも役立つと思う。

 


ただ....そうであっても、もう現状維持は諦めなければならない。

 


「勇気ある撤退」

誰が言ったのか知らないが....

まさにその言葉が合うと思う。

これ以上の前進はもはや闇雲で....犠牲が広がるだけ....

まだ守らなきゃならないものがあるのなら....

選ぶべき道はむしろ....撤退だ。

 


撤退や下山だから....努力や踏ん張りが必要無いと思うのは大間違いだろう。

それにはそれの難しさや問題があるに決まっている。

 


何から手をつけて良いのかは全くわかっちゃいないんだが....

ベクトルははっきりした。