小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

カンケーナイネ



 

あくまでも...(内心)の話なんだけど...

 

戦後80年を前に...

日本は見事なほどの「資本主義」になった。

人気も、票も、権力の座も、後継ぎも、全て金(資本)がモノを言う。

そしてそこに忖度免罪符をブラ下げた欲の亡者が群がっている。

 

美しく、優しく、大人しく、つつましやかに、道徳的に...と教育された羊どもは...

道徳どころか、義理も人情もない采配に...

唖然とし...より我慢強くなるか...気が狂うしかない。

 

少し大袈裟かもしれないけれども...簡略化すればそんなところ。

あれだけ前途洋々としていた若者が...

やる気どころか生気を失い、しょぼくれ、ゆがみ、憎しみを抱えた形相になっていったのを見ていると...

 

「権力者に逆らう」

の前に...

「まずは自分を守らねば」

と思うのだ。

 

地震に台風、謎のウイルスに効かないワクチン、ミサイルに戦争...どれもこれも

「自分一人じゃどーにもならない」

と毎日毎日思わされ続けている。

 

本当に、「自分一人じゃどーにもならない」のだろうか?

 

そんなことはない。

 

さすがに「他人までは」無理と思うけど...

自分一人のことぐらい...

どうにかなるはず。

 

そう...テレビを見ていると...

何が怖くて、大変で、危険で、不安で、って...人生そんなことばかりだと...

何が快適で、愉快で、楽しいのかなんて...金のかかるディズニーランドぐらいにしかないとふれまわっている。

 

そんな指標...

もう...キレイさっぱり「捨てて」いいんじゃないだろうか?

 

(内心なら)...

嫌いなものは嫌いでいいんじゃないか?

無理して”好きに”ならなくても...

 

流行りのカラーも絶対また来年変わる

12年で12色?

そんな嫌みも言いたくなる。

別に「自分に似合う色」でいいんじゃないの?

 

苦手なことも苦手でいい。

人様に嫌悪感を抱かせるのはよくないだろうけど...

愛されようと媚びを売る必要もない。

別に国会議員に当選したいわけでもないので、そんなにも多くの人の支持も好感も必要ないのだ。

実は多分、もともとに(笑)

 

昔の友人に会いたければ会えばいいし、

同窓会なんて行きたくなければ行かなきゃいい。

「相手がどう考えるのか?」

よりも

「自分自身が快適な方」、「嫌な思いをしない方」を選択すればいい。

それで...「どーなる?」なんてもんじゃない。

 

テレビの一辺倒な意見に反駁するようにネットじゃ好き勝手放題の”意見”が溢れている...

けれども、世の中そんな極端じゃないし...

そもそも...「他人のこと」なんて...

「そんなに興味を持って」見ていない(笑)

 

50歳も過ぎるなら...

小学校時代の同級生なんか正確に記憶しているはずもないのだ。

 

ここに来て「嫌いな友人と会う努力」は一体何になる?

「嫌な人へのひきつった愛想笑」は本心透けて見えてない?

 

もうそこへの無駄な努力は...

断捨離してもいい時期だと思う。

 

俺にはカンケーナイネ

 

で。

 

そして...その努力の代わりに...

一日一つでも自分の喜ぶことを探してみようじゃないの。

 

その方がテレビで山ほど宣伝しているサプリより

よっぽどか健康への早道だ(笑)。