小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

東京



 

コロナになってから...

断り続けていた「東京の仕事」は...いまだ断り続けている。

 

別に...「臆病者」...と呼ばれてもいい(笑)

東京にコロナが多いことも理由の一つなんだけれども...

もうボチボチ東京というものを諦めようとしているから...

 

そうは言っものの...仕事上の野心を満たすポテンシャルを東京は持っている。

日本一だ。

それは今でも痛感している。

 

欲し始めたのは23年前ぐらいから。

それまでは案外”東京”は拒否していた。

いわゆる地方都市に多いマイルドヤンキー的なプライドで(笑)

 

が、仕事熱心になると見えてくる。

そんなちっぽけなプライドなんか相手にもしない東京の圧倒的なポテンシャルが

FAで巨人に編入したい選手の気持ちもよーくわかるのよ(笑)

「後からわかってくる」ことはあるのだ。

 

遅まきながら、そこに憧れ、そこに目標も置いて、いくつもチャレンジした。

収穫もなかったわけじゃない。

が...そこはもう、閉じてもいいんじゃないか?と思えているということ。

 

NPBを見てもわかるように...

それでも「東京だけ」では案外成り立っていなかったりもする。

実際12分の7は地方都市。

東京じゃないところで成果を出す...ってのも悪い人生でもないのだろうと...

 

全国版にはなれないのだろうけど...

「俺は東京じゃなかったんだな」

で、許してやってもいい「生き方」もあるのだろうと...

 

言っても日本に一つしかない金の生る木の「都」。

もちろん縁あって仕事をさせてもらえるなら...そりゃあ”今後も”断ることはない(笑)

 

が、もう、その程度で十分。

「東京で成功を収めたい」

「東京を牛耳りたい」...ような野望は....カッコいいつもりでいたんだけれども...

自分にとっちゃあまさに...「柳に跳びつく蛙のサマ」だったのかな?と...

 

きっと...いや、自分で思っていたよりも”全然”

「似合っていない」のだ(笑)

もっと「自分にフィットする生き方」あるのに...ソコが見えなくなってしまっていたんだろうな...と...

 

あまり話題にならないけれども...

東京は民衆のステージなんかじゃない。

やっぱり「首都」ゆえに...「権力の街」...なのだ。

良くも悪くも。

新宿や渋谷の”賑わい”はダミーだ。

それは...昨今の話題でも...よーくわかることだろう...

 

権力者がマスコミをもひれ伏せさせ、そのマスコミに芸能人もスポーツ選手も媚びを売る。

結局はうまく寄り添っているヤツ...

そう権力者におもねるヤツが生き延びている...

江戸時代と...変わんねぇ...(笑)

 

そんな考えは...”妬み”かな?と迎合しようともしてたんだけど...

そんな儚い田舎者の理想は...民主主義を標榜しているくせに何故だか”四人の密談”で誕生した森総理の頃から...虚しく消えた...

それは今頃になって...その彼の主導したオリンピックが疑惑の対象となり、さらにはお仲間の元総理が暴漢に命を奪われる事態となってみると...

 

単なる”妬み”じゃないよね。岸田さん。

ぐらいには思う。

 

残念だけれども...まともじゃないのだ。

その永田町やら霞が関を牛耳るリーダーどもの方が。

しかも...自分なんかじゃ全然太刀打ちできないのだ。

 

また一つ

迷いからふっきれた?(笑)

 

逆らうつもりもないし、そんな力があるわけない。

けどね。

ことごとく...影響が及ばない世界で生きていくってのも...ありかな?

...ぐらいは

思うかな?(笑)

 

そう考えると...

「東京から離れている」...ってことは...

決してデメリットでもない...ってな思考もあるんだろうとか...

 

抽象的な分岐点であるようなんだけど...

この国って...

「東京を無視する」

「東京に阿る」

の差が...

異常に大きな国なのかしらん...とは再考した。

 

ん?途上国?