小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

大人の遊び場

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社会に出た時に意識した「決算日」は用意された期日だった。

つまり...その時が来たらば...

「自動的に決算を迎えるもの」だと思っていた。

 

が、人生は変わりに変わって...

「自分で決算日を決める人生」

になっていた。

 

ゆえにまどろっこしいことをブログでも書いてきたんだが...

自分の設定よりは4年ほど早く迎えたというか...

自分じゃあ「前倒し」したつもり...

 

有難いことに...

「まだ早すぎるのに...」

「十分やれるのに...」

たくさん言っていただいた。

 

が、反論するわけじゃないけれども...

「だから前倒し」したと思っている。

 

そう、「次のこと」もやりたいのだ。

 

「前のこと」が嫌いになったわけじゃない。

「前のこと」をずっとやり続けて生涯を終われるのなら、それが一番。

が、そういうことは「ない」と判断した。

 

終身雇用、年功序列のニオイがいまだ残っている日本では

「同じこと」を続けることが一番たやすく、楽で、無難な人生のように思われているんだが...

そんな”原理”はないと思っているということ。

 

なら...蝶々はどうして何度も変態する?

蛙もそう。実にややこしい変態だ。

人間はカラダの造りこそ変わるわけじゃないけれども...

「考え方」や「やること」が赤ちゃんの時から一緒では...

生きていけるわけがねーだろ

ということ。

 

張本勲は嫌いだけど...

多くの人がもう彼の現役時代を知らないだろうけど...

物凄い選手だった

わけだ。

それが...

嫌われ者のおじいちゃんのように思われてまでも

コメンテイターの仕事に縋っていかなきゃならないほど

「仕事にありつく」

というのは大変なことだということ。

 

なのに...

何の才能もない自分が...

(死ぬまでこのままで...)

なんて”野望”が通用するはずがない。

 

いや、「ある人」も居るのだろうけど...

むしろそんな人は何万人に何人?だと自分は思う。

 

だから「次のこと」...も「前のこと」をやりながら、出来る限りの準備は積んできたので....

それらが今、「ゴール!」とともに一気に開始されて...

 

てんやわんやになっている

 

ということ(笑)

 

私はこれを”充実”と呼んでいる。

赤字かもしれない。

でも...少しぐらいなら全然構わないほどに...

むしろ損することよりも...”退屈な人生”が嫌だ。

いや、人生が「退屈な時間」で消化されていくのが...

「たまらなく嫌」

なのだ(笑)

 

ま、仕事を遊び場にしているようなものか?

もっと真剣ではあるんだけど。