小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

佐々木の100球(1)




ちょっと考えれば簡単に気が付けそうなことなのに...

「佐々木の100球」で、”ようやく”気が付かされて...笑えないのに笑えた...という話。

 

”焦り”や”急ぎ”が失敗を招いていることに...「せっかく気が付けた」はず...のはず...

なのに...

この忙しかった五か月間には...知らずのうちにも...やっぱりいつしか「急いでいた」。

ちょっと邪魔でも入るなら...ついつい「イラっ」としてしまうぐらいに。

 

例えばトレーニング。

週に六日。休日一日。でメニューは組んである。

が、”残業普通”の仕事師なんで、「ちゃんとこなせない週」は珍しくない。

でも...「それも嫌」なので、出来れば二日分を一日にこなしての「前倒し」を自分にも推奨してきた。

 

んだけど...

もちろんそれでも「やれない日」はやってくるので...

結局この方法だと...

「前倒し」が連続して、常に「前倒し」をしなきゃいけないために...結局「休めず」常に「前倒し」という名の「ループ」が登場する...

ということを発見した...

わけだ(半笑)

 

それだけならまだしも...

実はもう行動だけは先に進んでいたとしても...

それさえも認めずに...

「もっとやっとかなくちゃ」「さらにやっとかなくちゃ」...

と毎日「焦らなきゃ」消化出来ない日々を...納得できない日々を...

「一生懸命に」...「作っていた」...ということなのかもしれませんね?(半笑)

 

巨人の星」世代なので、自分には厳しくある方だけれども...

馬鹿っちゃ馬鹿。

無意味ポリシー。

一体何の為の努力?

 

さらには...

誰にも頼まれていない努力。

 

ゆえにこれまで...「前向きな姿勢」との自尊心もあったりしたんだけど...

 

「焦り(急ぎ)」の最中に口を挟まれただけでブチ切られた側...にしてみるならば...

「”ご勝手に作っている方針”まで、理解してなきゃいけないってこと?」な状態でもあるわけ...なのかしらん?と...

 

他の分野においてでも...

「前倒し」まで行かずとも、「出来るだけやっておこう」と急ぐ体質ではある。

 

それは勿論、結果「皆の為」にもなるのだろうけど...

その「皆」も

「当たり散らかされてまでもねー」

ってぐらいには...望みはしないって次元なんだろう。

 

「一体俺は何のために焦ってきて、何のために怒っていた?」

 

ってことを...

ようやく

こんな歳になって

考え始めた

ってところ(笑えないかもしれない)