小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

ズレてる




ってなことを...

「試す」絶好の機会がやってきた。

 

日頃も忙しいんだが、G・Wはそこに「剪定」という作業が加わるので「もっと忙しい」時期なのだ。

大体70本。

剪定しなけりゃならない。

 

自分では「どうしても」の、この時期。

せっかくの新緑眺めをバッサバッサと切ってゆくのは「大きくしないため」&梅雨時の毛虫を出さないため。

普通に必要とされる剪定の時期ではないかもしれないけれども、「ここ」を逃すと...「もっと大変になる」のは体験済みなのだ。

 

五年ほど前までは本当に大変であり、本当に嫌だった。

だから...少々恰好悪いし、本道ではないのだろうけど....盆栽...のように「大きくしないこと」に挑戦しているのだ。

 

大体5日かかる。

なので、今年の天気予報にはウンザリした。

5日作業が出来ない予報だったからだ。

 

以前なら「そんな時」は焦りに焦り...ギックリ腰もいとわず、長時間労働をしてでも...「G・W中に片付けなければ」としてきたことだ。

 

「前倒し」ではないけれども...「先延ばしを許さない」ってところ。

そこを今回は...

「”いつまでに”全部」ではなく...「今日はやれるところまで」...形式でやってみることにした...わけ。

「次の日のこと」は「今日やってから」考えると...

 

結果...意外にも3日半で完了した。

実はG・W中の完了も始めてのこと。

「天気に恵まれた」わけではないと思う。

前半は悪かった。

 

ただ...「前倒しをしないように」...つまり...「出来るだけ余分に進めよう」を捨てたのだ。

今日は今日でやれるところまで。

次はそこからまたやれるところまで。

そして、なんせ肉体労働なので、この期間はトレーニングは「休む」という始めての試みも取り入れて...

 

恥ずかしながら...なかり「意識しないと」こういった「やり方」にはならないところが...本性たるゆえんだろう...

が、「自分が良かれと思って取り組んできた”やり方”」よりも...

「早い」だけでなく、「出来栄えまで良かった」のだ。

 

なんだか幼い頃のプラモデル作りが思い出された。

自分の目標は...「早さ」と「量」なのだ。

それも「求められる時」には悪いことではないのだろうけど...

 

「出来栄え」は「無視に近い」ところ...

 

結果...自分の人生の「思い当たるところ」をノンビリ、じっくり反省させられながら...の作業となったカンジ(笑)

 

「使えるな、これは...」ではなく...随分と...「ズレていたな、俺は」だ(笑)