小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

ぱっつんぱっつん

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練習すらを...

「もうやめだ」

とした瞬間は今でも覚えている。

 

練習場に到着した時ジャストに知人から電話が入って...「今から出てこれないか?」のお誘いに...

イラっ

としたからだ。

 

当時はもうそれほどにも練習が好きだったわけじゃない。

ただ...「せっかく確保した時間」だったから...

それを...「邪魔され」たくなかったんだろう。

 

これはゴルフに限ったことでもなく、私の性格も邪魔しているんだろうけど...

毎日に100%を超えるスケジュールを用意していること。

ゆえに、100とは言わないが、80でも、70%でも消化しておきたいというところ。

 

「もう少し...余裕を持った計画にすればいいのに...」

そんなことは当たり前にわかっている。

が、「やるべきこと」は自分の要求ばかりではないので、様々な環境や需要を考えた結果...ぱっつんぱっつんにんせざるを得ない。

となってきたのだ。

 

第一の削除が「コースに出ないこと」だったなら...

第二の削除が「練習時間を減らすこと」

それがこの時以来

第三の削除として...「練習を止めてしまうこと」になったわけ。

 

が、その後にも第四の削除が続いていて...

「トレーニングの量」も減らした。

 

テレビや新聞を見る時間なんて...

いつしかう~んと減っていて...

ニュースや情報は運転中のナビの音声だけだったりする。

 

現在は「そのあたり」か...

そんなにも「やること」減らしてもぱっつんぱっつんである原因は...

やはり仕事。

 

あんまりうまく行っているとは思えない仕事だったんだが...

ある人に激励方々言われたセリフを5年ほど遅れて開始した頃からかな?

その人に言われた通り...不思議なことに求められることが多くなった。

 

いや多分...かつても似たような立場にはあったものの...求められることを...嫌がったというか...

(面倒臭いな...)と顔に出てしまっていたんじゃないかと...今は思う。

 

さほどに熱心だったわけじゃないけれども...引き合いが多くなった。

すれば責任も大きくなるし、なんだか迷惑はかけられない...ぐらいにはなる。

 

そんな勢いのまま...ファーストステージは終焉した。

せいぜい「ここまで」、その後はおそらく急に「失速」して...

「とんでもなく暇になる」かもしれないと...踏んでいたのだ。

 

おそらくそこからの「ゴルフ待望熱」がタイミング良くオーガスタ松山に引っ張られたんだと思うんだが...

「失速」どころか...より忙しくなってしまっている。

今のところ10月までは「もう無理」も見えてきた。

 

なのでゴルフのことを考えることも10月以降にしか出来ないんだけれども...

 

こうして考えてみると...

やっぱり...なんとなくに...多分...それ以降も...

「無理だろうなぁどうせ」

の予感ぐらいはしている。

 

こういうのを...

縁がない

と言うのかもしれない。

 

「遥かなるオーガスタ」

名文句だけれども...

私にとってはそれよりも遥かに...

「永遠に手の届かないオーガスタ」

のようだ。