小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

「やれば出来る子」の行く末

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自分で言うのもなんだが...

本当によく仕事をするようになった。

人との比較は正しくないかもしれないので、あくまでも「過去の自分」に比べて。

 

別に望んだわけでもないし、前向きになったわけでもない。

ごく自然...というよりも、いつの間にかここに追い込まれた...カンジ...で(笑)

 

かつては「遊びの方」を重視した、いかにも...の”5時から男”だったので、仕事嫌いではなかったけど...

「仕事ばかりの毎日」にはならなかった。

なので政治家の政策秘書のような365日24時間滅私奉公型の仕事は信じられず...

「なりたい職業」から一番遠い存在だったんだけれども...

こんなに仕事だらけの人生になっているならば...

いっそその方が頑張り甲斐もあったかな?と思えるほど。

 

それでも案外嫌じゃない。

多分...新鮮なんだと思う。

そんなにも頑張っていなかったので(笑)

職業変わったわけでもないのに...見えてる景色が違ってきたかのようで。

 

意外なことがたくさん起きた。

仕事が忙しくなると...自分の自由な時間が奪われて...もっと嫌かな?と思っていたけれども...

案外”逆”で、「もっとやれるかな?」になってくる。

 

もちろんそれは簡単じゃないけれども...

「どうしたらもっとやれるかな?」

ぐらいは考えるようになり...それが習慣というか...クセにもなってくる。

 

「予習・復習」なんて...気持ち悪いほどの「勉強マニア」の領域だと思っていたけれども...

似たような習慣を必要としてくる。

本場の仕事...のための...”準備”だったり”スケジューリング”だったり、”反省回顧点検”だったり...

それらが多すぎて頭に入らなくなると...書き出してのメモにしたり...と。

本仕事以外の作業の増えたこと。

 

でも...それによってたしかに...「漏らさずもっとこなせるように」なっている。

 

テレビも新聞もネットも見る時間はかなり減った。

というか...もう丁寧には見ていられない(笑)

なので、生活のリズム自体がいつも急いでいるようになって...

そのデメリットというかリスクは痛感しているから...ここでも頻繁に書いている。

 

「焦らない」「急ぎ過ぎない」

 

は、毎日、毎分のように自分に言い聞かせる言葉になっている。

 

以前、かなりマッタリした生活だった頃...

頻繁に「癒されたいなぁ...」と思っていて...

「癒やしの場」も積極的に開発して

しょっちゅう癒されていた...

にもかかわらず...もっと癒しを...もっともっと癒しを...の...

結果「癒しまみれの生活」になり...一体どこで頑張っているのやら...

だったから...

癒やされているのに...何故か不安がぬぐい切れなかったのは...

本当の自信やら、開き直りやらが無かったからかな?とは思う。

癒やされる...ではなく...怠け切っていた...ということを...一番知っていたのは”自分”なんだろう。

 

もちろん今もそこまでの自信はないけれども...

これ以上頑張れと言われてもだね...

という状態ぐらいにはやっているつもりなので...

「ふとんに入れば30秒」

で寝てしまうんだろうとは思う。

大体毎日もう...「これ以上は考えられない、作業出来ない」ぐらいになってふとんに入っている(笑)

 

かつての...「やれば出来る子」は...

「やってみたらば大して出来なかった」ので...

観念して...

「毎日目一杯やるしかないのか」

と。

 

その自分設定の努力の”上限”も低いんだろうけど...

「ま、やるだけやってるんで、これ以上は頑張らなくてもいいかな?」と...

安心して眠っている。

 

もちろん朝まで起きることはない(笑)

成り行きは...無いわ(笑)

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昨日の補足。

 

...みたいなことをあえて「宣言する」かのように書いてみたのは...

まあ、”有言実行”のようなこと。

 

老後が実際に近づいてみると...

”現実”はなかなか厳しい...

同級生どもはビビリまくりになってきて...

さらにそれにコロナ後が拍車をかけている...かな?

 

「みんなと一緒にならない」

は別に反社会的行動やら反社会的精神に向くということじゃない。

特別威張りたいわけでもない。

 

おどおどして生きて行きたくない

 

だけ。

 

なんせほかっておいてもすぐに焦ってしまう体質だったおかげで...

ずっとノンビリしたことなんてない(笑)

 

いつも慌てて、いつも急いで、休むことを罪悪にすら感じて生きてきたのだから...

せめて老後ぐらいは...

 

大らかに、のんびりと

生きていてもいいだろうに。

生きていたいのだ。

 

それを...「許されない」かのように書き立てる週刊誌は一体何?

ワイドショーは何?

「心配してやっているんですよ」か?

「不安を煽っているんですよ」じゃないのか?

 

身構えるなら...

老後もまた...

怯えて、焦って、ビクビクと...我慢我慢の毎日を...生きて行くしか許されないのか?ここ日本では?

 

考え方次第だろ。

個人の自由だろ。

脳みその中まで支配されたくない。

 

変な話...

そのためには「他の人と違った努力が必要だ」というなら...

 

するよ。

 

今からじゃあ遅いかもしれないけれども

するよ。

それが苦労というならば

何もしない我慢より

苦労を選んででも

その分の自由を手に入れたい

 

というだけのこと。

それには...

”意志”を持っていないと...

そんなには甘くないわ人生は。

「成り行きじゃ無理」

ということ。

 

そうなのか...

「こうなりたい...」のような大志はなかったんだけれども...

「こうはなりたくない...」の意志はあったんだ(笑)

 

その準備もなかなか大変。

でも、死ぬまで我慢よりマシ

と自分に言い聞かせていて...

逃げていかないように...

ここで書いて鎖につないでいる(笑)

というわけ。

 

老後には不安しかないのか?

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自分はま?現役なんだけれども...

決して遠くはない...からか...

最近「老後のなんちゃら〇〇〇」という記事がよく目に入ってくる。

 

いや、気のせいじゃない。

コロナでやることなくなった老人を...

「より不安にさせて」...

金を使わせようという魂胆なのか...

「老後の不安」を煽りまくりだ。

 

そんなものに...

俺は影響されない。

 

なんだか高校受験や大学受験、そして”新卒就職の際”にも似ている。

言い換えるなら...

「ようこそ老人世代に」へのガイダンスのようだ。

 

高校生活も、大学生活も、社会人生活も、「知らない時」は楽しみもあるが、「不安も多い」のは当たり前。

未体験の世界だから。

 

それでも...どうにかしてきたじゃない。

老後も同じ。

どうにかしてきたし、どうにもならないことはどうにもならない(笑)

 

受験の時に偏差値がクローズアップされたように、老後の生活じゃあ「平均値」で脅されるようだ。

年金、貯蓄、保険...そして...寿命...と。

 

「自然な状態」は...

そんなもの...

「差」があるに決まっている。

 

蝉だって...幼虫から孵化した瞬間に...鳥に食べられてしまう運命だってある。

案外長生きしているヤツもいる。

人間だけが...

同じ期間生きていられる方が不自然だ。

 

大体...

どうして老後まで...「みんなと同じ」でなきゃいけないのか?

 

現役時代...大方...はみ出さないように...ずっと我慢してきただろうに。

特に「はみ出し者を許さない」この日本社会じゃあ...

 

家庭のため。

子供のため。

収入のために...ずっとお行儀よく、列からはみ出さないように、皆に揃えるように、

我慢してきたじゃないの。

 

ようやく、ようやくだよ。

そこから”卒業”出来るというのに...

また「はみ出さないように」努力したいって言うの?

どんだけ「我慢好き」(笑)

Mか。

 

ちったあ好きにしたっていいだろうに。

一度しかない人生なのに。

二度とやり直せない時間なのに。

 

老人になってもまた我慢か...

 

俺は...

嫌だな(笑)

 

の精神を忘れないように生きていきたいな。

 

どのみち「努力は必要だ」と言うならば...

「そっちの方向」で頑張りたいかな?(笑)

 

そういうことは思い浮かぶほどに簡単でもなく...

大体極端に意固地になっていないと...

流される。

いとも簡単に流されて...

気が付くと...「みんなと同じ」になっている。

 

一体誰がそそのかしているのか知らないけれども...

これも新手の”ハーメルンの笛吹き”か?

だとしたらば...脅しに乗った老人の集団ごと...

いつの日か...ドサっと崖から落とされたりして...

 

笑えない。

 

なので私はこの手の脅しが言うことには...

”乗らない”主義なのだ(笑)

 

我慢したまま死んで行くのか...

苦労したまま死んで行くのか...

 

大して変わらないだろうに。

絶対「増税来る!」からな。

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なんだかいつの間にか...

やれGoToトラベルだ、GoToイートだと騒がしい。

 

それに相反するように...

感染症専門家の皆さんの顔も拝見することが少なくなった気がする。

 

感染者数が減った...というわけではないのに。

 

PCR検査の拡大さえ...ケチった政府に非難轟々なのは当然だったと思うけれども...

なんだか各自に10万円を配ったあたりから我慢の紐がブチ切れたように...

妙なマスクやらGoToキャンペーンやら、元民主党で現自民党(それすらなんだかオカシイ)人の提案で

「再度各自に5万円!」

って妙に気前が良いんだけれども...

 

あえて言うまでもなく、誰もがわかっているはずだけれども...

我々の差し出した”年貢”だからね。

その原資は。

 

似たような時があっただろ?

東北大震災。

あれと同じで...「困っている人が居るので」救済や補助を非難はできない状況だ。

 

そりゃわかる...が...

1,000円キッカリでGoToイートして、「次回の1,000円券」頂くならば...次のお食事は「タダ」で...

しかも、さらにの「次回の1,000円券」...

これを「無限ループ」と言うらしいんだけれども...

 

その東北大震災の復興のためのお金は足らなくなって(らしい...)

復興特別所得税というのを払わされるようになった。

なんでも令和19年まで続くという...

 

間違いないだろう...

「GoToイート特別所得税」が出来るのは。

違うか...

それでもこれだけの大出費で...

増税しません」

はこれまでのJAPANじゃ考えられない(笑)

 

観光業や飲食業の窮状は大変だと思う。

が、利用者ばかりが得する救済って何?

少なくとも...コロナ対策の前線でいまだに大活躍していらっしゃる医療関係者は...

「忙しくって利用出来なくて」...

全然「平等な税金の使い道」になっていない...んじゃないのだろうか?

 

なのに...

きっと...

落ち着いた頃に...

「税金かなり足らなくなって危機的な状況なんで...将来の子供たちへの負担を減らすためにも...」

とか言われちゃって...

 

絶対「増税来る!」

 

からね。

 

何度繰り返せばわかるんだろうか?

浅はかな愚民どもは。

 

って”俺に”言っている。

 

そういうことの繰り返しだから...

一つでも「駄目なことの繰り返し」の無限ループを減らすためにも...

 

ココで書いている。

 

というわけだ(笑)

 

アホなので。

何度も書いて...

確認というか...

「言い聞かせている」のだ。

 

自分に。

絶対「増税来る!」からな。

 

 

なんだかいつの間にか...

やれGoToトラベルだ、GoToイートだと騒がしい。

 

それに相反するように...

感染症専門家の皆さんの顔も拝見することが少なくなった気がする。

 

感染者数が減った...というわけではないのに。

 

PCR検査の拡大さえ...ケチった政府に非難轟々なのは当然だったと思うけれども...

なんだか各自に10万円を配ったあたりから我慢の紐がブチ切れたように...

妙なマスクやらGoToキャンペーンやら、元民主党で現自民党(それすらなんだかオカシイ)人の提案で

「再度各自に5万円!」

って妙に気前が良いんだけれども...

 

あえて言うまでもなく、誰もがわかっているはずだけれども...

我々の差し出した”年貢”だからね。

その原資は。

 

似たような時があっただろ?

東北大震災。

あれと同じで...「困っている人が居るので」救済や補助を非難はできない状況だ。

 

そりゃわかる...が...

1,000円キッカリでGoToイートして、「次回の1,000円券」頂くならば...次のお食事は「タダ」で...

しかも、さらにの「次回の1,000円券」...

これを「無限ループ」と言うらしいんだけれども...

 

その東北大震災の復興のためのお金は足らなくなって(らしい...)

復興特別所得税というのを払わされるようになった。

なんでも令和19年まで続くという...

 

間違いないだろう...

「GoToイート特別所得税」が出来るのは。

違うか...

それでもこれだけの大出費で...

増税しません」

はこれまでのJAPANじゃ考えられない(笑)

 

観光業や飲食業の窮状は大変だと思う。

が、利用者ばかりが得する救済って何?

少なくとも...コロナ対策の前線でいまだに大活躍していらっしゃる医療関係者は...

「忙しくって利用出来なくて」...

全然「平等な税金の使い道」になっていない...んじゃないのだろうか?

 

なのに...

きっと...

落ち着いた頃に...

「税金かなり足らなくなって危機的な状況なんで...将来の子供たちへの負担を減らすためにも...」

とか言われちゃって...

 

絶対「増税来る!」

 

からね。

 

何度繰り返せばわかるんだろうか?

浅はかな愚民どもは。

 

って”俺に”言っている。

 

そういうことの繰り返しだから...

一つでも「駄目なことの繰り返し」の無限ループを減らすためにも...

 

ココで書いている。

 

というわけだ(笑)

 

アホなので。

何度も書いて...

確認というか...

「言い聞かせている」のだ。

 

自分に。

猛ダッシュで死というゴールに向かう様

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「偶然の一瞬の出来事」や「一時の猛烈な努力」で人生には「一挙挽回」があるものだと思っていた。

 

地震を経験し、同じ建物の中で100人中5人生き延びた経験のある父親は、それを自慢にし、モットーにもしていた。

大して出来が良かったわけでもないのに「生き残っただけで人生が成功した」と。

 

別に...成功なんてしていない。

他が死んで比べる人が居なくなっただけのことだ。

 

が、これを自慢の種としていたからまずかった。

たしかに...「勉強しろ」なんて言わなかった。

むしろ...

遊んでいる割には成績が悪くないことをホクソ笑んでいた。

 

それは子供(私)にも伝わる。

「この方が良いんだ」ぐらいには。

「イザという時にさえ頑張れば勝ち組で生き残れる」と。

 


残念ながら...

何十年も経ってみて...「それはあり得ないこと」

と思い知らされているのはこのブログでも頻繁に書いていること。

 

幸いなことに?

「成功は努力の積み重ねでしかないと降参した」自分から人生は転換したように思うのだが...

半信半疑で”後追い”の父親は「取り戻せない」後悔に顔が歪んでいる。

 

親子して...

何でもやること早かった。

「何でも早いね」

と称賛された。

 

が、それは「行動が早い」「動きが素早い」「動きにスピードがある」...のではなく...

ついつい...焦ってしまう...

ついつい...急いでしまう...

”性質”だったから...

 

「早く」「たくさん」手を付けているように見えて...

実は...何一つ...じっくり...とか、きちんと...とか取り組んで来たわけではないので...

中身スッカスカのハリボテをいくつもいくつもこしらえてきただけのようなもの。

どれも動きやしない(笑)

 

どうして急いでしまうのか?

どうして焦ってしまうのか?

いまだ解明できない部分もあるんだが...

 

それは...

妙に...動物や昆虫の「あはれな」行動にも見られる光景だよなと思うと...

やっぱり叡智に欠けるというか...

コツコツとした努力の集積の経験を経ていかないと...知力に劣る虫のような性質になってしまうのだろう。

芥川龍之介の教えにありそうな課題だ(笑)

 

「何で急いでいるんだ?」

「何を焦っているんだ?」

それを発見し、自問自答し、焦りの気持ちを鎮める為に...

ルーティーンをこなすことを「最低限の日常の努力」にしているのかもしれない。

 

そしてそれをブログに書いて...

もう一度検証している。

 

「お前はそんなにも焦って一体何処に向かおうとしているのか?」と。

ある意味...猛ダッシュで死というゴールに向かう様。

 

そう思うと...

やっぱり焦るって

いいことじゃないね。

玉葱のように醜い(玉葱には失礼)

 

 

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単純明快な表現にするために...

「醜い」

なんて書いてはいるけど”容姿”のことじゃない(笑)

ま、”容姿”も醜いかもしれないんだが...

 

”サマ”と言った方が表現としては適切か?

 

案外幼い頃から気が付いてはいた。

自分の中に”醜い部分”があることを。

言葉で言うなら...

卑怯、姑息、誤魔化し、吹聴、立ち回り....

 

多分...子供の割には...上手に使える方だったと思う。

いくつもの”場面”をその手腕で切り抜け、あたかも...

「やれば出来る子」

を演出してきた。

 

「嘘も方便」じゃないが...それでの”成功”を重ねることと、それに連れての評価を重ねることで...

自分自身をも

「やれば出来る子」だと説得してきたと...思う。

 

が、知っている。

本人は。

「やったことがない」ことを。

 

だから...その場面が近づくと...

妙に焦るのだ。

妙に急ぐのだ。

「早く過ぎてしまうように」と。

 

知っていた。自分は。

でも、自分のそんな”醜さ”には気が付いていないかのように振舞ってきた。

 

「恰好悪い」

 

ので。

 


入り口は...

”焦っている”サマなのだ。

”急いでいる”サマなのだ。

焦り、急いでいるのに、気が付いてくれなかったり、協力してくれなかったりする周囲に対する”怒り”のサマなのだ。

 

「昔から」あった。

が、「みっともないな...」と考えるようになったのは...21年前に走り始めてから...ボチボチと...

そして...ボケ始めた父親が、自分のそんなサマとウリ二つであることに気が付いた最近は...

「削ぎ落したい」から

「削ぎ落さなければ」に。

 

自分のルーティーンは「何かになる」ためではなく、この「醜さ」を消すためのものかもしれない。

 

毎週毎週掃除しているのだ。

「醜い」自分を。

 

毎週毎週掃除していてもまだ「醜い」ので(笑)