”酒飲み”は....何のプライドかは知らないが、「アル中」呼ばわりされることをとても嫌がると思う。
自分も含めて。
内心....「そんな”だらしない男”だとは思われたくない」ってのがあるんだろう。
酒を飲んでいない時....はそうかもしれない....
が、その状態を続けられないのだから....やっぱり「だらしない自分」を認めるべきなのだ。
かつてのドラマや映画には
タバコを吸いながらロックを飲むシーンだとか、
屋台にて咥えタバコでビール片手だとか....
それをあえての雰囲気として撮影していたと思うんだが....
いつしか煙草は格好悪いものになったようだ。
そんな時代は進行していて....
そういやビールもあまり格好の良いものではなくなっている気がする。
格好つけの小道具にはならなくなっていることも....
〇〇離れ....の要因の一つなんだろう。
ここまでの人生で初めてと言えるほどに「酒」を冷静に考えてみたのは.....
時代の要請もあるようだ。
改めて”酒”をそう考えたみたらば....
酒に弱くなったというよりも、酔いから醒める対抗力が急速に衰えてきた気がする。
記憶を喪失していることもあるし、何しろ翌日がしんどい。
台無しにしてしまうことすらある。
奇遇などと喜んでいられないが....
酒においても「下り坂」を確信することにもなっている。
煙草を止めるきっかけになったのもこんな感じだったような....
突然思い立って踏み切った....というような勇ましいものではなく....
追い詰められるように吸い場所も少なくなる状況で....
「止めれるものなら止めたいよなぁ」と....頻繁に脳裏に浮かぶようになって....
止めたり、吸ったりの繰り返しで....
意外にも「タバコを吸う」ではなく、「タバコを買う」こと自体が面倒臭く思えるようになって....止めた。
酒は止められないと思う。
が、もう少し控えるぐらいの努力は
始めてもいいかな?と
多分人生で初めて考えている。