小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

軽々しい器

 


人間とは....

というよりも....

自分としては....か?

 


これでも幾多の反省を踏まえて...

少しは....

口を慎み....

慎重さを増し....

用心深く....

用意周到に...

軽々しい行動は慎むように...

なっていると思っていた。

 


ゆえに....

軽率な判断、行動、言動も...

慎んでいる....と思っていた。

 


が、たまには素通りせずにあえて”立ち止まってみる”ことも大切なようだ。

 


自分が思っているほどには進歩はしていない。

 


そりゃあ過去よりは多少はマシにはなっているんだろうけど....

残念だが....謙遜じゃなく...それでも....”マシになった”という程度。

 


長年蓄積してきた”本質”を変えることは相当に難しいのだろう。

ましてや嫌いな親のDNAが浸み込んでいるわけで、そんなものはそうは簡単には削ぎ落とせない。

「もう、大丈夫」と思ってしまうことこそが...その軽々しいDNAなのだ。

 


いろいろな事情あって秘密にしている事は多い。

それは欲深さというよりも、成功のための手法だと思ってもいる。

が、言葉にしている覚悟ほど実際は頑なではない。

”立ち止まって”みたらば....

随分と顔に出てしまっている。

言葉のはしばしで匂わせてしまっている。

本心を

本当のことを

 


伝えたくて仕方がないように。

 


まだまだ全然覚悟が足りない。

だから進捗もない。

 


馴染みの同級生には「ひとつ大人な奴」....と言われることが多かったんだが....

馴染んでいない奴らの中には....

「そうじゃないだろう。むしろ”そう見せている”だけで、案外”幼稚な性格”だろう?」

と見透かされていたんじゃないか....と。

 


そう反省した昨日。

そして、これは書いておかなくては....と。