小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

暗いから真剣?

 


言葉に書くと....

毎日毎日えらく反省して謙虚になって....落ち込んでいるようだが....そうでもない。

というか、全然そうではないかもしれない。

自分じゃ暗さは感じていない。

むしろ...20年前以前の喧噪の中での意味不明な虚しさや寂しさや不安に比べたら....

うんと低いところでかもしれないが....

妙に落ち着いているぐらいだ。

 

でも、気付き始めた当初は多少はヘコんでいただろうか?

何しろ自分が思っているよりもかなり情けない自分であることが自分に露呈されてきたので....

 

でも、最近はそういうことはなくなった。

サバサバしているというか...

いわゆる殴られ過ぎて麻痺しているのかもしれないが....

自分のことを

「どーせそんな程度の奴だ」

と見くびることになれてきた。

自分に自分の過大は評価は無用だ。

 

さらなる後悔ポイント、反省ポイントが見つかっても対処が機械的だったりする。

「あーまたまた発見」

「よくも、こんなんでいっぱしを気取っていられたもんだ」

ぐらいに。

 

大体どんなに真面目に対処したところで、

絶対にその時代に戻ってやり直せない。

バック・トゥ・ザ、フューチャーが映画だったことがよくわかる。

 

なので、「これから」のことは考えてみる価値はあるとは思っても...

「過去のこと」でイチイチ暗くなるのは時間の無駄、感情の無駄にしかならない....ぐらいにはなる。

 

楽しく反省している....

ってわけじゃないけれども....

暗く落ち込んでいる

よりはそちらに近いかもしれない。

 

そもそもに....直すべき自分のポイントが見えてくる

ってのは

結構な財産じゃないのだろうか?

わざわざ人に聞かなくてもいいんだし。

 

どう見ても間違っていたり

どう見ても欠陥があるのに

「自分は間違っていない」と改めない奴も居る。

しかもそれだけではだいたい済まない。

当然の如くそれなりの報いを受ける都度に.....

「誰のせいだ」と憤る...

自分のせいなのに

自分が変われば変わることも多いのに....

でも人のせいで不幸だと感じているから

自分で状況を変えようとすることもない

 

それに比べたら.....

毎日毎日宝のようなヒントが天から降りてきているのかもしれない。

なんてラッキーなんだ。

 

人間死ぬまで変れる

と今のところは信頼している。