小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

六割説

 

 


随分と前になってしまうんだけど....

トオルさんのとこのブログで....

「思っていることの六割ぐらいが実力」

かな?そんな記事が載っていた。

 

もう内容すら記憶が薄れてしまったんだけれども...

自分なりにストンと落ちたところがあるようで...

タイトルだけがメモに残されていた。

 

間違った理解かもしれないけれども...

そこからの推察。

 

...自分は...

能力に対して....

10割、20割の結果を望んでいたんだろうな。と。

 

それが出来る奴だと思っていた。

ゆえに他人の評価はいつも低過ぎる

と感じていた。

 

確かに「10割以上かよ」という結果が出ることもある。

が、それは自分だけの力ではない場合だったり...

いわゆるまぐれというやつで、自分の力のバロメーターにはならないんだろう。

そもそもが...最高でも10割。

いろいろなロスを計算に入れるなら...

せいぜい9割5分程度が限界だろう。

 

トオルさんの話はそこらあたりを瞬時に溶かした。

遠慮して六割に控えているんじゃなく...そもそもに人間なんて六割程度しか発揮できないのだ。

出し惜しみしているわけでもなく、意欲低いわけでもなく....

もともとに十割使いこなすような気力も能力も体力もないんだろう。

そう...そんなに高性能ではないのだ。

効率が悪い。

つまり

思っているよりも残念ながらに...能力は低い。

 

10回に一回。

いやさ100回に一回のまぐれ当たりを自分の能力だと思うなら

それは自惚れ。

 

自分は過去の

100回に一回の最高記録が自分の能力だと思っていた。

ならば

100回に一番最低も....自分の能力のはず...なのに....

 

トオルさんの六割説を聞いて...

今にして視界が開けた。

 

だから世間の評価と自分の評価と

そして現実的な結果が食い違っていたわけだ。

 

なるほどね。

 

六割がMAXね。

六割というラインが面白い。

たしかにそう。

五割じゃ博打の確率で、努力の存在が薄れすぎ。

が、七割じゃあ...うまく行きすぎ。

 

そうね。

うまく言ったね。

六割って。

 

ということで...

無駄な上塗りは減ったかな?

割とアッサリ次行ける。