中三時代の担任には随分と嫌われていた。
自分も嫌いだった。
今会っても嫌いだろう。
どちらが良い・悪いということではなく....多分...ソリが合わない。
生き方・考え方が違い過ぎる。
散々説教されたが...
今をも納得出来なければ...共感することもない。
そして...高校進学は明らかに失敗した。
恨みは持っちゃいないけど...この担任との確執は大きかった...と...長い間思っていた。
が....
今はそうは思わない。
原因は全てにおいて自分にある。
この担任が間違っていなかったとは今をも思わない。
多分....かなり問題はあったと今でも思う。
が、それでも...だ。
人のせいにする・しないという話ではない。
たしかに受験直前に向けて成績は急上昇させた。
それを売りにしての上位高希望だったんだが...
担任はそれを”にわか”の実力でありハリボテの結果とみなした。
何度も平行線を辿った後...
自分が振りかざした刀を下ろした....
その時は....
「大人たちに押し切られた」...ような表現をしていたと思う。
が、違う。
担任の意見を押し切るほどの強い意志を持ちえなかったんだろう。
そして...そんな”度胸のなさ””自信のなさ”が....”大人”の担任には見てとれたのだろう...
それに加えて...「どこに行きたい」という具体的な選択よりも...
「より難しいと思われる学校」に行きたいという願望の方が強かった。
それは....
「何処で勉強したい」
ということではなく
「人にどう見られたい」
からの思考であることは....
今なら認められる....
多分....担任にはやっぱり....そんなヨコシマな私の脳内が見て取れたのだろう。