小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

クリソツ

 

 

まだまだ”駆け出しのくせ”の分際なんだが...

それでも堂々と...

「自分は間違っていない」

「自分はデキる」

「自分は....」

と妙な自信(過信)だけで生きていた頃に比べて....多少なりとも「修正していこう」という生活になっている現在。

別に訴えたいわけではないんだけれども...

コレを人に知ってもらおうとしたり...

ソレを人にまで求めたりしてしまうことがある。

 

多分それほどに自分の人生で珍しい変化が起きているので...

”はしゃいでいる”のかもしれない。

 

が、久しぶりに会う幼馴染だったりでもなければ...

”継続的に”自分を見ているわけで...

そんなもの「どこでどう変わった?」のかなんてわかるはずもなければ...

”普通は”「変わっているはずがない」と思い込んでいるものだ。

 

山下監督は随分と立派な監督で、部員8名から始めた野球部でありながらも、野球が教育というフィールドを離れてはいけないと、人間教育を非常に重視されたらしい...

そのような人物だから...人に理想を求めても...説得力があったのだろう....

 

私の半生はそうじゃない。

むしろ...手のひらをかえしたようになっている様だ。

 

ある意味”ようやく持ちえた武器”をふりかざすように....「心が変わらなきゃ結果はかわらない」

と吠えたところで...

「何を突然言いだしたのか...」

が関の山なんだろう。

ま、それがこれまでの自分の行いへの報い。

 

が、正直言えば....そんな相手の反応に....イラついてしまうこともあるし...

もっとな場面じゃあ...「こんな俺でも多少は変わろうと努力しているのに...お前もどうしてそこを努力しないんだ」

と相手に思ってしまうことがある。

 

....そういうところ....

が、多分一番治っていない部分なんだろう....

 

森田健作主演の青春ドラマじゃないんだ。

誰もそんな”教え”を自分に求めていないのに....

何様のつもりで説法聞かせようとしてんのか?

 

ポリシーはあくまでも自分に言い聞かせる範囲で十分。

人には強要しないし、求めもしない方が良いんだろう。

というか....

他人にとってはそれは「突然の迷惑行為」のようなもんなんだろう。

 

自分が知り得た「良いこと」は万民に支持されると思っている。

哀しいかな親父ソックリだ。