小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

そんなにも抱えきれないって

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これまでも書いてきたように....

「この10年」の変化は甚だしい。

世間も、社会も、世界も、そうなのかもしれないけれども...

まずは自分。

 

老化。

社会的ポジションの変化。

需要。

 

一言で「下り坂」と称してきたが....

特にこの5年は顕著になってきて...

「ずっと同じ」は通用しないと...重ねて思うようになっている。

 

悲しいというよりも...

「何とかせねば」

だ。

とりあえず死ぬ予定が無いので。

 


身辺整理というほどではないが...

身の回りの所有物もかなり捨てている。

 

貧乏臭い方なので、「とっておく」方だったんだが...

そんな自分でも「気まぐれ」や「好みの変化」ではなく...

冷静に考えてみた際に...

「もう無理」とか

「おかしい」

という事がどんどん増えてきたからだ。

 

「まだ使えるかも?」

は願望であって実現しないから。

 


断捨離というほどではないが...

自分にとって「捨てる」ことは苦手だからこそ、心理的インパクトにもなる。

モノを捨てる=その分野での自分の活躍は諦める

だ。

 

それがハッキリする。

道具なら...

それがなきゃ「やれない」

となる。

 

それでいい。

 

何もかもが駄目になってきたということでもない。

「やり方」を変えれば...

「意識」を変えれば...

”違った形”として継続出来たり、新たなことにもチャレンジは出来る。

 

飛び続けていないと...おまんまにもありつけない虫とか鳥に例えてみるならば...

能力も衰えてきたというのに...欲ばっかり膨らんで飛んでいるのが辛い年齢になってきたということなんだろう。

それでも生きて行くために飛び続ける必要があるのなら...

「捨てる」

「変える」

必要は「ある」ということだ。

 

「そのまま」

にしがみつくならば...飛べなくなって死んでしまうだけ。

 

レジェンドと言われるようなお笑い芸人さんが、若かりし頃の懐かしいネタをやってもなんだか気の毒で笑えないようなことが...

自分にはない

わけがないということ。