小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

奴隷の投資

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そもそもに...

”本業”だって自慢するところじゃないんだけれども...

本業でもない投資なんてさらに自慢することじゃない。

 

誰も他人にそんな役割を期待していないし、そもそも自分本位で勝手にやっているだけのことなので...

「好きでやっている」

だけで十分。

 

それならば...

暴落時に阿鼻驚嘆して...儲かっている時は...「我が子のように可愛がっていた大切な”投資商品”」を狼狽して売り飛ばすようなことはしないだろう。

もうその時点で大事な力学が蒸発している。

 

まずは何といっても数字の世界だけに数学的要素が少なくないはずがない。

もちろん人のすることなので...感情というかブームのようなものは大きく影響するが...

スイッチは”計算”だ。

 

学生時代の数学でさえ大したことなかった奴(自分)が..

「投資だけが」得意になれるはずがない(笑)

そんな能力があるのだったらば...

ゴールドマンサックスもモルガンスタンレーもほっておかない。

 

その上に...

政治、経済、情報、社会、心理等々様々な要因がある。

おまけに自然な要因ならいいんだが...それらの情報を利用して揺さぶる奴らまで居る。

そんな”意地悪”な心理は健康な人間には「読めない」。

 

そしてまた...

公示されている会社の業績だってどれだけ真正なものなのかなんてわからない。

ということが毎年のように報告されているだろうに。

古くはライブドアが有名なんだが...

日本の老舗中の老舗、原子力も扱う東芝でさえ...

あの体たらく。

四季報なんてどれだけ信用出来るものかわからない」が、そこからの普通の推理じゃないんだろうか?

 

そんな環境にあって...

日本の権力の中枢に居るわけでもない奴が...

一体何の情報を掴んでいるのかと...

何を「わかったつもり」になっているのかと...

 

私はやっていないが...

今頃国家も推奨していた民泊はどうなっているんだろう?

息しているんだろうか?

こんなこと...「50年に一度あるかないか?」のことなんだろうか?

 

私には...ビットコイン騒ぎと大して変わらない...

「投資の世界じゃよくあること」にしか思えない。

 

古くはリクルート事件

「投資」も「博打」も「金(かね)の移動」を目くらますには恰好の舞台なのだ。

わざわざ離れ島にまで銀行口座を作るような実力者共が、これを利用しないはずがない。

 

私のような者の正義の都合、真面目な正論なんて...「誰も耳を傾けない」

そういう冷酷な奴らは...このコロナ騒動の中でも大儲けしているのだ。

 

それが事実かどうかはどっちでもいい。

そう考えて...「自分なんかで儲けられるわけがない」

とするのが「庶民の立ち位置」だと思っている。

 

トランプを見るがいい。

全財産を失うどころか、何度も借金を踏み倒している。

それで平気な顔をして大統領におさまっている。

それぐらい覚悟がなけりゃ...

「大儲け」なんて先の先。

そういう奴らのわけのわからない我儘な決断の嵐で右往左往して...

「心の病」

にでもなってしまうのが...オチだということ。

 

投資によく見る人間像だ。

ありきたりぐらいに...調子の良い時は...

本人極めて冷静に努めているつもりでも...

浮かれて、自慢気にいろいろ披露したくなっている。

 

の反対に...今のような状況ともなると...

よくぞそこまでと言うほどに180度転換して...急に自信を失い、落ち着きどころや人生の言い訳をかきむしるように探してしまう。

 

それは....

「精神を害している」ということだよね。

 

私だってもちろんショックな部類なんだけど...

これは「戦後初めての苦難」などではなく...

投資の世界じゃ「よくあること」なので....

「よくあるショック」で済ませりゃいいだけのことだ。

精神を害するぐらいなら。

 

だから...

「持っているだけ」「集めているだけ」

と言っている。

 

「楽しみたい」から手を出したことが...

「苦しみ」になるのなら...

止めてしまった方がいい。

 

俺は止めない。

少なくともボケて単位を間違えるようになるまでは(それは危険)。

数少ない「楽しみ」なので。

これもあるから毎週のように地べたに這いつくばって奴隷のような草むしりも我慢しているのだ(笑)