小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

投資は社会貢献

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いやいや本音はもちろん現在のように...損をしていれば楽しいはずはないんだけれども...

「上がるか下がるかの確率は50%」

という現象の確率は"気持ち"なんてさじ加減してくれたりはしない。

それは...博打と同じ「確率」でもある。

 

であるのに...

勝手に自分の情報判断力で...「確率は上げられる」...なんて思い込んでいる(いたい)...だけなのだ。

それを証券会社さん達も後押ししてくれている(笑)

でも結果は...基本通り「勝つも負けるも50%」。

そういうことでしかない。

 

PERが何倍だ、PERが何倍だ...ローソク足が...チャートが...と仕組みがややこしいように言うけれど...

何倍なんて動きはしないし、複雑な動きもしない。

購入した価格から...

「高くなる」のか

「安くなる」のかの...

二通りにしか「動かない」

 

「高い方」「安い方」は1/2。

「奇数の目」「偶数の目」も1/2。

 

当たり前の現象が起こるだけのことなんだけど...

それが「正反対の方向」ということだけ。

そのような仕組みに「参加者全員が幸せ」になるはずがない。のだ。

 

こんなところに...

「努力」とか「一生懸命」が関与する余地なんて無い。

それでも勝てているとしたら...

「運が良かった」...で満足していちゃダメなのか?という話。

 

何でもかんでも「自分の能力でどうにかなる」わけじゃない。

試験とか資格なら自分の努力の支配する領域は大きいのだろうけれど...

投資の世界はその参加人数と金額を見りゃわかる。

自分なんて...

埃みたいなもんだ。

 

ある種...

そんな埃でしかない自分を思い知る場所が「投資の世界」であることも、「「投資」を気に入っているところ。

自惚れが許されない。

 

昨年の12月頃までは、今と全く違った心境だった。

半年後に向かって希望に満ち満ちていた。

それが、「あと二か月」となって...こんなことになっていようとは...

「夢にも思わなかった」のだ(笑)

 

親や教師に言われても自分を顧みることのなかった

そんな自分が...

「愚かさ」「浅はかさ」を嫌でも思い知る恰好の場面なのだ。投資は。

 

投資はそんな次元のことだと考えている。

だから全然立派なことじゃないし、恰好いいことでもない。

「楽して儲けたい」

という欲望の世界だ。

 

人間潔癖なら優秀ということでもないだろう。

欲望もあってしかり、だ。

競馬をするのも、宝くじを買うのも、ガールズバーへ行くのも、釣りをするのも、ゴルフをたしなむのも、K1見るのも...

みんな一緒。

投資だけが高尚なこと...

のはずがないということ。

 

所詮そんな程度のこと。

だから...これが「稼ぐノルマ」のように設定されて、精神の負担になるぐらいなら...

「他のこと」に一生懸命になった方がいいと思う。

 

自分も一生懸命と言えるほどではないけれども...頑張っていることは「投資以外」のこと。

投資はフザけちゃいないけど...一生懸命にはしていない。

しちゃいけないとさえ思っている。

一生懸命になったれば、結果が出ない時には落胆するに決まっているので。

 

そもそもに...

一生懸命になったところで...

確率は50対50。

「当たるも八卦当たらぬも八卦」だ。

 

証券会社に勤めているわけでもないのに...

何の愛好家か投資を高度化美化して称賛する奇特な人が居る。

証券マニアとでも呼んだらいいか?

 

野村證券はそんな人達のおかげで大手町にあんなデカいビルを持てるのだ(笑)

逆に...だから証券マニアはあんなデカいビルを持てないのだ。

一目瞭然。

勿論証券会社の営業マンはそんなことを「言うわけがない」

 

お金は...働いて稼ぐもの。

投資は...

稼いだお金をつぎ込む場所。

 

決して無駄になっているわけじゃない。

証券会社の社員の皆様の給料にと...立派に社会貢献している(笑)