小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

コロナ後の世界

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毎週のように庭に出る。

庭が好きだからじゃない。

「害虫」に食い荒らされるからだ。

 

様々な「薬」はホームセンターで売っている。

が、それが効くものなのかどうかは知らない。

いや、試したことはあるけれども...

効果は...「不明」と思えるぐらい「微妙」...だ。

 

原因は「虫」であることもあれば「菌」なのかもしれないし「湿気」や「日照」かもしれない。

いや...多分「全部」が複合的に絡んで...

木や芝を弱らせてしまうのだ。

 

だから...毎週庭に出てチェックよろしく...

雑草を取り、剪定をし、間引きをする。

「しかない」のだ。

 

いわゆる庭師さんがやるような「美しい庭作り」とは思想が全く違う(効果は同じかもしれないけれども...)。

いわゆる「害虫の被害に遭わないために」やっているだけのこと。

そのための一番の対策は...

 

本当は毎日でも必要なんだろうけど...とりあえず仕事現役なので...

せめて週に一回は庭に出て、チェック方々作業をし...

「害虫が好みそうにない環境」作りに勤しみ...

なんといっても...

「早期発見」。

 

子育て時代には「放置」であった庭も...

気が付きゃマメに手入れするようになって早9年...

今は多少はまんざらでもなくなってきた。

 

他に便利な方法があれば本当に助かる。

でも、無い。

 

そうなんだと思う。

なんでもかんでも便利になって...

「自動に」とか「カンタンに」とか...

それが人間の叡智のように言われるけれども...

その思い上がりが...「我々から見れば誤解」などという信じられないフレーズを生み出すのだろう。

 

残念ながら人間界で通用するかもしれない姑息な言い回しは...自然界には「通用しない」。

人間社会のルールで生きているわけではないので。

聞く耳持たない相手」なのだから...

面倒臭くでも...「一つずつ」「一本ずつ」「少しずつ」でしか対処出来ないことが「たくさん」あるのだ。

 

「コロナ後の世界」は「コロナに勝った人類が大幅に便利さ快適さ豊かさを享受出来る世の中になる」という人が居るけれども...

どれだけ自惚れたら気が済むのか...

 

「未熟ながらにも懸命に生きる生き物」

 

では気が済まないのだろうか...