小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

友達

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仕事上、業界平均担当顧客数の4倍は維持しているので...いわゆる”知人”はものすごく多いと思う。

数えたことはないけれども...電話帳も四桁超えてると思う。

 

その中には友達のように接してくださる方々も案外居て...とても有難いんだけれども...

あくまでも「自分の生活を支えて下さっている方々」だとわきまえていなければならないと肝に銘じているので...

「友達」などと思うのは失礼だと思っている。

少なくとも現役を退くまではその姿勢だ。

 

”その部分”を知人からさっぴいたところに友達が居るとするならば...

それでもほとんどは”知人”であって”友人”ではないと思っている。

 

思い上がっての...”選定”なんて偉そうなことをしているわけじゃない。

人望がないのだろうか?

さほどに親近感を持っていただけているとは思えないのだ(苦笑)

 

いや、多分、自分の方から距離を置いているのかもしれない。

 

遠い昔に見た青春ドラマでよくあるシーンの

「夕陽に向かって全員で走る」

は、そのさらに以前から知っていた”ハーメルンの笛吹”を連想させられて、感動どころか気持ち悪い。

 

「肩を組んで歌ったりする」のが”仲間”であるような演出も...

「お前も裏切るなよ」の手錠をはめられたようで気持ち悪い。

 

なので...少し遅れて始まった...「傷だらけの天使」の感情の方が...自分にはうんと「リアル」だった。

 

ワンピースの「たった一人」で立ち向かうシャンクスやルフィの姿勢は好きだけど...「仲間のために」なんてセリフは嫌いだ。

 

現実に...大して信頼感を持っていないヤツから...

「なあ...トモダチだろ?...」とか言われて馴れ馴れしく方でも抱かれるならば...

本当に吐き気がする。

 

友達、友達と言うけれど...

どれだけその友達の陰口を聞いたことやら...

友達なら...「本人に直接言えばいいじゃないか」...と思う。

言えないような友達は...「友達なのかね?」

 

でも...普通そうだろうと思うのだ。

ずけずけと「悪口ばかり言って聞かせるヤツ」なんて友達にしたいとは思わないだろうって。

ってことは...

「耳障りの良いこと」言ってくれるヤツが友達になる...ってこと。

 

そんなヤツ...自分が「好かれたい」と思っているだけのことで...相手のことなんて...

真面目に考えてるわけがない。

と...思うんだけど...

 

そもそもに...なんでそんなにも褒められたい?

 

「結果」と「褒められること」の”どちらかしか得られない”のなら...

迷う事なく「結果」の方が欲しいんだけど(笑)