小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

自己満足



 

...そう考えているうちに...

(何だか丁度良い機会なのかも)と、思えてきている。

 

というか...大体"そう"考えるようになって行く方なのだ。

”流されるまま”ではなく...”うんと抗い続っている”つもりなんだけれども...

冷静になってみると...抗ってどうにかなるようなことは、そもそも最初から”その芽”も見えてきたりするもんだけど...

巨大な権力やら、自然災害への怖れのようなものへは...大体”無力”なのだ。

 

ニヒリズム虚無主義といった強い主張までは持たないけれども...

平家物語の冒頭部分がいつしか自分を鎮めるバイブルみたくなっている。

人間は、まさに、「風の前の塵に同じ」だ。

良い方でも悪い方でも。

 

なので、それらが虚しいとか、辛いとか、寂しい...とかもない。

それが人の世の真実なので、「そう」と思うだけ。

年齢を重ねるに連れ、どんどんどんどん「そうね」と共感するようになっている。だけ。

 

あまりにも理想的というか、ドラマのような、というか、そんな”野望”にはヘドが出る。

人間一人の力は本来「風の前の塵」程度なのに...

欲望だけは、「大志を抱きたい」「成功したい」「金持ちになりたい」と...

最終的には「核」でも持つなら「気が収まる」?

是非とも...「おごれる者も久しからず」になっていただきたい...

 

...いかんいかん...話が大きくそれてしまった(笑)

そういうこと。

 

だから...抗う割には...「最期の結末」には案外納得しているのだ。いつも。

まあ下衆な言葉で言うなら

所詮自分程度の生き様では...「なるようにしかならん」から。

 

ただ...「頑張っても何も変わらない」とも思っていない。

そうね。

70億分の69億位ぐらいから1番が2番ぐらいは順位を上げられるだろう...ぐらいは思う。

でも、そこは大事で、それくらいでいいんだと思う。

目標も低いので挫折も知らない(笑)