小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

赤鉛筆



 


「消えてしまった!」と思っていた画像が復活!

ってなわけで更新。

 

目標...は無いわけでもない。

人様に知れたら...「それはもうほぼほぼ野望じゃねえか...」ぐらい呆れられそうなものもあると思う。

なのは...これまでの人生を振り返っても...「まさか」ってことも「ある」ものだから...わざわざ捨てることもないだろうと...。

「悪いこと」ならいざ知らず...張り合いにもなるような”目標”なら、隠してそっと持っておいた方が心の”健康”にもつながるはず(笑)

 

が...それらはむしろ平均的「相当に運が良い場合」でもあって...

常態的には「全て下降線」にある、のも確か。

大谷君が凄いからといって、今から野球選手なんて「あり得ない」ように、「絶対無理」なことは「増えて行く一方」のはず。

 

そもそも最期は...「何もかも無理」...となって「死ぬ」のも現実。

でも、だからといって「そこだけ見つめて行こうもの」なら「そこまでの人生」さえも「自らつまらないもの」にしてゆくようなもんだ。

だから...そこらあたりが...混沌としていた...んだけど...

「もう大逆転はありえない」期に入ってきたのだから...このまま大人しくして...「全部我慢」で過ぎて行くのか?

と言われるなら...

やっぱり...「それは嫌!」なのだ。

どうしてかなんてわからないけど...嫌なものは嫌...なのだ(笑)

 

例え多少の労力や時間を必要としようとも...

いやさ、そんな程度で多少なりともの「嫌さ」を削れるものであるならば...

そっちを「選びたい」。

 

それが...

ちっちゃなことでもいいから...やれることをやろう...できることをやってみよう

そうすりゃ何もしないよりはマシかもね”理論”

なのだ。

自分では「ささやかな抵抗」とも呼んでいる。

 

なんのことはない「ゴール前まで」の人生の思考方針と大して変わらないんだが...

若い時に比べると...そんなにも大袈裟なものじゃなく...「年寄」を自覚した「謙虚な追及」と言ってもいいかもしれない。

些細なところにも「現実が快適じゃない部分」を見つけたらば、少しでも快適となるように工夫してみよう...

ってなところか?

 

最近の例として一つ出すなら...

職業柄字を書くことがものすごく多いんだが...

「ものすごく多い」からこそ、「書く道具」にもこだわる暇もなく書いてきた...

その用具の一つとして...文章を抹消する際にはサインペンの赤ペンを常用していたんだが...

これまた高いし、なんといってもすぐにインクがなくなってしまうので、無駄と思えるほどに頻繁に購入しなきゃいけないと感じていたところ...

ふと...100均で懐かしい赤鉛筆を目にした。

「鉛筆削り」もとっくの昔にオサラバしていたので必要になるんだろう。

で、即座に購入。

 

そしたらば...

費用はさほどのもんじゃないのに随分とケチらず使用できること。

定着したので青とのコンビ赤鉛筆も購入してみるならば...三色パターンのメモも出来たりする。

当たり前だけど。

 

調子に乗って9mmのシャープを発見。

これがまた場合によっちゃとても書きやすい。

毎度紛失していた消しゴムだって...いつしか束を100円で買えるようになっている。

「知らなかったこと」とは言え、値上がり一辺倒とも思える現代で、「文具ってめちゃくちゃ安く揃えられるんじゃない」となっている。

 

そういうことなのだ。

「野望」をたかだかわずかな「文房具の選択」にしてみるならば...年を取っても結構達成出来たりして...

その分「快適さ」を増やすことに”確実に”成功している...のだ。

少なくとも大袈裟な筋トレよりも結果としての「快適さの享受」につながってもいる。

 

そんなにムキになっているわけでもないし...継続性が身についているわけでもないけど...

赤鉛筆でさえ「大きなヒント」になるのだ(笑)