平時は...冷静に父親を嫌っているので、同じ轍は踏まないように出来ていると思う。
問題はパニックやピンチの時だ。
いわゆるDNAが飛び出てきてしまう。
いや、少なくとも”飛び出てしまっている状態”に気が付く。
もうい歳なので、そんなにもパニクってはいないが...
でも、やっぱりパニックはパニックなので、冷静に具体的な手段を辿っている....
とりあえず...そんな時はともかく...
「蓋をしなきゃ」
と、今はするようにしている。
もののけ姫でいうならば....アシタカのアザが暴れだしているときか?
スターウォーズで言うならば...挑発にのって怒りが爆発しそうになる時か
そんなに立派な場面じゃないけれど...
ともかく蓋をしようとする。
蓋をしてどうしようか?
なんてところまでは...今のところまだ考える力がないようだ。
ともかく蓋はしよう。したい。
蓋もせず...に爆発して、垂れ流し状態だった頃に比べるならば...
多分、これでもうんとマシなんだろう。
いまだに「蓋の必要性」が理解出来ず...”垂れ流し状態”になっている父親を見ると....
「だから...やればやるほど...努力と真逆の結果になってしまうんだ」
ということがリアルな現象としてよくわかる。
誰も悪くない。
気付こうとしなかった...
聞き入れなかった....
変わろうとしなかった...
”自分”が悪いだけなのだ。
「俺も」
同じようにそこを目指すなら...
人間は世代を重ねても進化しないことになってしまう。
それは許されないだろう。
自然の摂理に反しているし....
ここまで進歩させてくれた先人達に申し訳ない。
せめてもの貢献として....
俺は父親からのDNAに「ブレーキ」と言うものを書き加える役目があるようだ。