小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

自傷行為 

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案外忙しいのでついつい”間”が空いてしまう...

 

小説家を目指したこともなければ、読書感想文を書くことさえ嫌だったぐらいだから...

こうして文章を書いていること自体おかしいんだが...

いわゆる「表現の自由」ってのをお借りするなら...

誰が、どんな目的で、どのような文章を、書いていても良いわけで...

それはやっぱり音楽や美術にも通じるところがあるのだとすれば...

「なるほど」

とは思う。

 

が、「自由」となるなら...

「書かなくてはならないもの」

でもないし、ましてやお金を払ってまでも期待される文章でもないのなら...

生活を犠牲にしてまで書くこたぁないだろうと...

ノンビリやっているんだけども...

どうせ書くなら...

せめて「自分のお役に」立てるものにはならないかな?と...

これでも考えて...

あんまり役に立たないことは書かないようにしているから...

 

ついつい間が空いてしまう。

 

というのはある。

つまり...

「書いていない時の方」が

「案外気を付けて生きている」。

 

おしゃべり同様、

調子に乗ってきたり

気が弱ると

ついつい口が滑る、いや筆が滑る。

 

聞いてもらいたから。

吐き出したいから。

 

たわいもない程度のことならいいんだけれども...

「口に出さない方がいい」

ってことは少なくないように...思っている。

 

悪口や、僻みや、恨みや、嫉妬や、弱音などはもちろんなんだけれども...

目標や、計画や、意気込みや、執念だって...心の奥底にしまっておいた方が良い場合は多いぐらいだと思う。

まさしく...

公言したことによって...

気が楽になる=力が抜けてしまう

からだ。

 

見ず知らずの人にだから一見構わないようなもんだけれども...

安きに流れた自分を「自分は見ている」

 

吐いてしまったのは...実現出来ない時の”言い訳”の前説だ。

つまり...吐いてしまった時点で...自ら”自信”を消失させている。

 

弱音や嘆きや愚痴の一切がいけないものではないのだろうけど...

「気軽に吐いてしまったこと」

がさあ...自分のためになるのだろうかということ。

それが習慣になってもしまうなら...

”本音”という包装紙に包んだ”弱音”の垂れ流し...

ってなことにも無意識のうちになってんじゃ、いや、自ら「してんじゃ」ないのかな?

というところ...

 

極端な例が登場した。

本当の原因はどうだかなんて知るはずもない。

が、これまで伝え聞くところによれば

山口君も瀬戸君も

様々なストレスを抱え、発散したくてたまらな...のはわかる。

 

が、「~のしてしまったこと」...

は...「ついつい書いてしまったこと」

とさほど動機が遠くはないように思えるのだ。

 

「いやいや書くことで納めているならば...誰も傷つけていないんだし...」

 

ってそうかな?

少なくとも「後々の自分」を傷つけていたりしないのかな?