小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

金の斧で腕を切る

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大志のなかった自分でも

ある程度...一生懸命やるようになったれば...

いわゆる...”上”とか言う世界を覗くようにもなってきた。

 

もちろん自分のモノじゃないけれども...

ロールスロイスとかフェラーリにも腰掛られたりする。

 

その感想は...

 

「俺もいつかは...」ではなく...

「上には上がある」

 

だ。

 

大志や夢は「思いが強ければ強いほど叶う」...

と叶えられた人は言う。

 

そうかな...

プロ野球なんて結構わかりやすい。

失礼だけれども...

「どう見ても無理」な人々が、何の因果か煽りなのか影響なのか...

時折入ってくる。

 

こんな素人の私ですらの予想通り...

一度も一軍に上がらなかったりする。

 

そういう生活が「希望だった」んなら余計なお世話なんだけれども...

 

今年のホークスの日本一を見て...

「今日日のピッチャーは150km以上投げられないと通用しない」と言われる。

 

「そうだ」

と思う。

 

いや、昔からその通りなのだ。

普通には無理なことが出来るから...プロとして飯が食えるのだ。

 

じゃあ....150kmが投げられない人が投げようとしたらばどうなるのか?

 

腕は折れる。

 

まあ、折れるまでいかなくとも、肩やヒジを壊すだろう。

 

夢を奪う話がしたいわけじゃない。

科学や理論がどれだけ進んでも...努力で叶うこともあればどうにもならないことがある。

と言っているだけのこと。

 

まあ自分じゃこれを...

 

もともと鉄の斧だったくせに金の斧なんて手にいれたあかつきには...腕を切るだけだ。

 

と言い聞かせている。

 

それは消極的ということではなく効率的な選択眼が育ってきたことだと自分じゃ思っている。

 

いやもっと明快に言うならば...

昔からそれば

「身の程を知る」

と言われている(笑)