小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

ドン・キホーテ

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自分じゃあ”決してそうは”思ってもいなくて...わかりすい表現かな?ぐらいで利用したんだけれども...

むしろ...具体的には「消去法」で”決断”を選んで行く思考作業なのか?とは思っている。

 

「”決断”を選ぶ」という表現はおかしいかもしれないが...

実際には「そんな感じ」。

 

「打つ手」「選ぶ手」なんて山ほどあるわけで...

でも...機会は「一度キリ」、時空は「一瞬」であったりすることが多い...ってか、ほとんど。

 

なら、あれもこれもと採用するわけには行かない。

採用出来るのは

「一手のみ」。

 

自分には...

ポジティブシンキングというのは、自分の思いや願望や都合が含まれ過ぎて...

いわゆる「思いが強過ぎる」ばかりに...「他の成功への条件」をボンヤリさせてしまう思考であるようにも思える。

まあ、矢沢永吉だのダルビッシュだのの「夢を叶えるだけの」実力や運を備えているなら別だけど...

この歳まで大成することのなかった自分が...

”今更”そんな思考を真似てどうするのか?と。

 

それはむしろ私のよく体験する「白昼夢」であって...

「そうなりたい」のは山々であっても、それに首振って「現実世界の中で」ちゃんと考え直さなきゃいけないことがあるような気がするのだ。

普通。もしくは普通以下の人の場合は。

...

 

選択肢なんてそもそも無数のようにあるので...

苦手な答えや理解できない答え

も当然にあろう。

選択を自分の”願望に寄せるために”それらを「見ないようにして」

決めてしまうのは...

たしかに「願望への”挑戦”」にはなれども...

「絵に描いた餅」

に終わることにはならないのだろうか?....

 

こういう話をすると...

それじゃあ「夢も希望も達成できない」

という人もいたりするけど...

 

自分だけなのかな?

若かりし頃には2人に1人ぐらいこの思考法で成功している”かのように”見えたりもしてたけど...

この年まで継続出来た人は...

100人に1人もいない。

ように見える。

 

そいういうことだと思う。

 

矢沢永吉だの、ダルビッシュだの、自民党の諸先生方らのように

力量の備わっている方々であれば

己の願望に忠実な選択であっても実現されるのだろうけど...

力量の無いものは...

その前に...

力量を身に付けるか

他の道を探すか

そんな配慮をしないことには...

「達成」なんかにたどり着けるはずもないのだ。

 

そこいらの一般市民ふぜいが...ポジティブシンキング

で事を成せるなんざ...

「1,000年でも早いわ」

ということ。

 

現実の世界に半沢直樹が居ないように見えるのは...

「勇気のある人がいない」

んじゃなく、

「成功している人はそんなに単純には考えていない」

もしくは

「現実社会で”倍返し”は通用する方法じゃない」

ことを...大勢の人が熟知しているだけ。

 

矢沢永吉だの、ダルビッシュだの、自民党の諸先生方だの、半沢直樹らでもない自分は...

「絶対に失敗しない道」

を選択したとしても...

「かなり失敗する」ぐらいなのだから(笑)