小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

永遠の故障者リスト入り



 

連投に次ぐ連投。

といっても別に暇なわけじゃない。

「更新しなかった期間」はどうだったのか?といえば...「書いておきたかったことがあるのに...書けなかった」期間でもあるのだ。

そうなるとどうなるのか?

哀しいことに人間なんて...

「忘れてしまう」のだね。

 

今回の節目は少々「忘れてしまわない方が良さそう」と思うので、眠気を振り払って書こうとしている...だけのこと。

 

ここから前回の続き...

「捨ててもいいんじゃないか?」

「減らしてもいいんじゃないか?」

というのはそういうこと。

 

「若さの維持」とか言う。

”維持出来ないヤツ”はオチコボレのように言われる。

この国はアホなので、いつも右極か左極だ。

「その間」がたくさんあるというのに。

 

「若い時と同じように出来る」ことを”維持してる”と言うらしい。

(そういう評価なんだ)と、それに”近いこと”を自分も意識もしてきた。

 

が、どうやら人間という生き物は「そうはいかない」ようなのだ。

アンチエイジングという言葉も≠「若さの維持」ではないらしい。

「老化を遅らせる」というところが本音のよう。

 

わずかながらのトレーニングを数種、20年以上継続している自分はまさにこれを体感した。

こんな自分でも7年前までは各種の回数や負荷を「増加し続けて」これたのだ。

ま、セルゲイ=ブブカなら「記録更新継続中」といったところだったのだろう。

が、7年前頃から、「?」ってな具合に、少しずつ、少しずつ、維持が出来なくなってきた...

 

今は7年経っているから、その「衰え」がよくわかる。

が、当初は違った。

「今日は調子が悪いのかな?」ぐらいなもんだ。

 

その「調子の悪い日」が半年に一度だったのが...月に一度の頻度になってきたり、まさかの毎週続けて...になっていって...

「もう二度と元の負荷には戻せないのか?」

を確信...ではなく...まだまだ自惚れているので...

”疑問視”していたりするのだ。

どんだけ自惚れ?(笑)

 

最初の頃は「わからなかった」し、「老化とも気が付きたくなかった」ということで、反発するように無理したりもしたんだが...

それが故障になったり、怪我になったり、体にダメージを与えて...

結局翌週全部休まなきゃならなくなったり...

ヘタすると一か月休養しなきゃならないこともあったりで...

そうなるともう「体を鍛える」ではなく、「”体を壊す”ということに一生懸命だったのか?」

とようやく気が付き始めるのだ。

 

そう、多分、いや絶対、トレーニングだけじゃないのだ。

和田秀樹先生曰く

脳が一番ヒドイらしい(笑)

 

いろいろなことがそう。

アンチエイジングと張り切って、いろいろなことにおいて

”若い時と同量”を「抱えたまま」生きて行っても...

その努力は「実を結ぶ」どころか...

かえって「疲労させ」、「擦り減らさせ」、へたすりゃ「故障させ」...

期待した活性化どころか...むしろ余計な「ダメージを与えたり」「老化につながる」努力を...

「一生懸命にしている」

ってことになっているんじゃないだろうか?

 

スポーツ選手は引退すると...”全力”での「かつての見本」を見せたがらない人が多い。

知っているのだ、プロだけに。

そんな一瞬のアンチエイジングは「永遠の故障者リスト入り」になってしまうことを。

 

自分の人生のゴールから随分遅れてしまっているようなんだけど...

これから...

続々と...

「路線変更」の受け入れを...迫られるタイミングなんだろう。

 

自分の衰えだけじゃなく、周囲の変化も合せるなら...

納得することばかりなのだ(笑)

 

ま、死なないだけマシなところに来ているということなんだろう(笑)