小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

ウルトラマンじゃないけれども....



 


「予定」への”対処”も同じ。

 

どうしてあれほどにも「完全制覇」を望んだのだろう?

予定は...あくまでも...”予定”で良いはず?

だったら...

「他に優先すべきことがあったりするなら...」

「全部やらんでいい」のだ。

もともとに。

どんなところに忠実?献身的?

 

そもそもに...

「多め、厳しめ、に予定を立てる人の量」と「少な目、優し目、に予定を立てて”それが限界”と思っている人の量」を比べれば...”違い”は歴然のはず。

「完璧にこなしました」は平等でも公平な水準でもない。

勝手な満足、勝手な不安、の目安でしかない。

 

なのに、頑なな小心者は...

「全部やらなきゃ...恥ずかし者」

「全部やろうとしなきゃ...社会の落第者」

「全部やれないのは...落伍者」

のように自己を追い立てる。

 

そもそもに、そんなことぐらいで...「不幸になる」ほどに大袈裟な日課ではないのに...

焦って、急いで、必死になって...「完全制覇」を試みて...

挙句...怪我して、後悔して、...

て...

冷静な脳みそないのですか?

状態だ(笑)

 

一時の暴発したような「やる気」による障害で...

「やめてしまわないこと」のがうんと大事。ではないかしら?

 

たしかに...コンピューターの介添えにもよって...かなりのことが隙なく、綿密にこなせるようにはなってきた。

だから...何をやっても...「完璧」にはほど遠さを感じさせられる毎日なんだけれども...

宿儺じゃないが....

 

「もっと広く使ってみよう」だ。

 

スマホの中を懸命に除き込むような集中は...

それはそれで”一生懸命”であるのかもしれないけれども...

重箱の隅をつつくのにも似ている...

「その姿」を外から見ている”第三者の目”が欠損している。

次の瞬間には...”すぐそこの角から”車が左折してくるかもしれない”という危険すら「気が付けていない」のだ。

そんな姿勢で...

「遠い未来」なんて見えるはずもない。

 

自分には...”遠い”未来は残念ながらないはず(笑)

なら、よけいに、

ということだと思う。