小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

仕事優先の意志なんかない


あっと言う間の二週間。

なんじゃコレ。

 

言っておくが...勤勉家なんかじゃない。

なんせよく登場させている”父親”のDNAをしっかりと受け継いでいる身だ。

”快楽”に弱く”努力”に消極的だったのが...今はよーくわかる。

 

が、その性質に気が付かなかった時代もあったわけで...

そりゃあ見事に父親が再現されていた。

気が付けなければ今頃は...父親同様...だったと言うことだ。

まさに...「紙一重」なのだ。

 

それぐらい...

快楽を優先し、努力から逃げていた。

「やれば出来る男」ではぐらかして。

 

父親の化けの皮が剥がれてきて...

彼の武勇伝は大嘘であり、しかも、実は社会で通用していない人物?

ってことは...

「やれば出来る」ともてはやされて数十年、「一体いつ出来るの?」になっていた自分にも気が付いてきた。

 

蛙の子は蛙

 

スタートはもう...24年前にもなるのか...

だからあ...実質よくあって24年の努力なのだ。

勤勉家を標榜するには至っていないのだ(笑)

いや、あと十年ぐらいはこの生活を続けないと...

”人並”にすらなれないのだ。

 

ただ...気が付いて良かった。

だからこんな毎日も苦しくない。

むしろ...気が付いていなかったら...を考える方が恐ろしい。

 

最後まで?気が付かなかった父親は...

「女房が気が付かない」

「政治が悪い」

「社会が悪い」

「世界が悪い」

で世を恨んでいる。

 

「自分が悪い」、「自分が足りてない」、は一つもないらしく...

 

何で気が付けたのかなんてわからない。

ただ...

運が良かったのだ。多分。父親よりも...