小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

戒め三番の一 ”全部”でなくてもいい編

f:id:okutavianus:20190402093537j:plain

 


大体において....「今日中に”全部”済ませてしまおう」と思う方だ。

”全部”出来なかった時には...不思議な”負けた感”を残してしまう方だ........ったんだが.....

それは卒業するよう現在は自分を指導している。

 


わかりやすかったのは庭仕事。

全天候の庭ではないので、どうしたって天候に左右される。

いくらやる気になっていても雨じゃ出来ない。

そして平日はいっぱしの販売者。

ならば、晴れの日には「全部、というよりもやれるところまでやっておこう」....ということになる。

という習性になる。

 


が、これで何度腱鞘炎になり、何度怪我をしたことか。

そして.....晴れた翌週の休日をも....「何も出来ずに」結果無駄にした。

 


アホのような展開だ。

が、これは事実。

そして庭以外の仕事でもやらかしている。

 


そもそもに.....

「全部やれ」とは求められていないことは多い。

なのに....

勝手に「全部やりたがっている」のだ。

 


「早く済ませてしまって気楽になりたい」というのもあろう。

「次が詰まっている」ということもあろう。

ともかく....「全部やること」は=「早く片付けたこと」にもなるので、「出来ることなら全部やってしまいたい」わけだ。

そして.....とにもかくにもそれで「スッキリしたい」という習性になってしまっているのである。

 


の結果が....怪我であり、病気であったり、ボロボロの出来栄えだったり、失敗だったり....

時には....「早く済ませるための”全部”」だったのが、「やり直し」で余計に時間を食うハメになってしまったり....

そういうこと....

決して少なくないだろうと。

 


そんなやり直しの日々は

余計にイラつき、余計に焦り、余計にムカついていて....

くそ面白くない作業の日々になる。

全部自分が悪いのに。

 


そういうローテーションをそろそろやめようじゃないかということ。

 


よく考えるまでもなく、「半分しか出来なかった」ではなく

「半分やっておけば次は半分で済む」ということもあるでしょうと。