小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

頭が弱い

 


短期間だが受験勉強も経験し、いくつかの資格試験も経験し、小学校の頃「頭が良い」とおだてられた自分は....

「地頭は良い」と思い込んでいた。

両親と同じように。

 


三人とも大したおつむでもないくせに、”競争しない””競争の結果を見ない”ことで自己満足の井戸から出ようとしなかったわけだ。

 


優秀な人の言葉によくあるように...

「書いてちゃ時間の無駄になる」

「書いている時間にもっと覚えられる」

「書かずに十分覚えられる」

....なんて標語?もあるようなんだが.....そんな超人列伝が自分達には似合っていると信じていたようだ。

 


が、何かの戒めか?思し召しか?

自分だけが井戸から出てしまったようで...

我が家のDNAはそんな超人ではないことを知る。

 


そんな時からだ。

ともかく「書く」ようになったのは。

 


メモからスタートしたと思う。

最初は意地でも書きたくなかったのか?ボイスレコーダーなんてのも利用した。

 


そこで...「書くこと」の効能は十分にわかった。

「書いている時間がもったいない」と教えてくれた学年一番の天才君はきっと「書かなくても」覚えられたのだろう。

が、自分は....勉強どころか、普通の用事でさえ.....「書かないと」簡単に忘れているのだ。

 


まあ、量を覚えなければならない”勉強”とはチョト違うのかもしれないが....

「書かない」>「書くこと」

は、自分の場合は成立しないと思い始め.....

できるだけ「書くように」した頃から、結果も出始めた。

 


もちろん.....そんなにも大した結果じゃないが.....

「頭の中」と「口先」で「誤魔化していた”結果”」とは違う”結果”が出始めた。

 


ブログを書き始めたのもそんな頃からだと思う。

早い話が....「書くこと」で、もっと結果を出したかったんだろう。

頭の中だけで決められないこと。

整理できないこと。

解決できないこと。

堂々巡りになっていること。

 


そういったものを全部とは言わないが.....

一つでも「書くこと」で片付けていけるならば.....

自分の場合は「書くこと」が十二分に役立つんじゃないだろうかと....

 


そして....メモに同じくブログが習慣になっているということ。

 


恐らくは向上心が失くなったれば.....

ブログは書かなくなるような気がする。

 


何のためだかは自分でも断言できないんだが....

「少しでも良くするため」

誰を?何の?

まあいいか...

そんなアバウトな目標のために....

 


書いて....記憶し....

書いて....考えてる....のは

 


心が弱いからじゃなく

頭が弱いからだ。

 


まあ、あまり格好良くはないんだが.....

頭は良いはず(だと勝手に思い込んでいる)なのに、「心が弱いからうまく行かないんだよね」....と相変わらず人のせい、世の中のせい、政治のせい.....で、"自分じゃないような心のせい”にして....

”自分のせい”にはしないから....妬み嫉み苦しんでいる親を見ていると....

 


ま、その輪からはみ出て本当に良かったと思える。