小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

やれば出来る子

 

 

時系列も正確じゃないけれど....

「やれば出来る子」

なので(笑)...「出来る子」に近いと思っていた。

 

が、それは解釈を間違えていた。

結果としては「やらなかった子」”だった”のだ。

ということは....永遠に「出来やしない」ところに居たわけだ。

 

”それ”をやり直して行こうと....未来はともかく、まず現在で、いや、今、今日、これからのこと....で。

その習慣は続けているつもり....

 

で、やってみると...

「やれば出来る子」だったはずなのに....

案外出来ない(笑)

ちょっとショックでもあるんだが...

結構出来ない(さらにの笑)

 


「やれば出来る」なんて評判は、よほどにレベルの低い場合の話とか?

「やって失敗した」という場面を見せつけていないから想像出来ないだけ」....であろうことも多いんだろうな、と思わされている。

 

すれば過去の....「やれば出来る」の評価は一体何だったんだろうと。

今じゃまるで砂上の楼閣ような称号だ。

 

20年前に走り始めてから...

「”やれば出来る”は砂上の楼閣のような妄想だった」ということに気がつき始めるまでにも...

15年は要したと思う。

 

そんなことをつゆ知らない級友共は...同窓会なんかできっとオレが喜ぶと思って言ってくれてるんだろう

「お前はやればもっと出来たのにな」と。

 

有難いお言葉だけれども....

幼稚なオレでも少しはわかるようになったんだ。

 

「やれば出来る子だったのに...」って...

卒業間際になって.....

「入試の問題なんて簡単だ」と

ほざいているようなもんなんだよ。

 

未来にまで来て過去を振り返っているから「わかったように」言えるだけなのだ。

未来がわからなかった次元じゃ決断出来なかったことを。

未来がわからなかった時に判断出来なかった、しなかった。

.....それが自分の能力の答えだ。

 

「やれば出来てたのにな」の妄想は....

俺が親父を馬鹿にしている「死んだ子の歳を数える」のと同じこと。

 

振り切らなきゃいけないDNAだ。

 

だからくどいほど書いている。