小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

「投資について」の小まとめ(2)

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だから...投資についてなんて...いまだ「わかっていない」ことの方が多い。

でも、それがまた学習意欲がそそるというもの。

 

学生時代に勉強の経験が少なすぎたんだと思う。

よくあるように年を食ってから...「勉強しときゃよかったな」と...

が、もはや純粋に向上心を抱える少年時代じゃない。

そこに...「勉強すれば収入が増えるかもしれない」だ。

この「しれない欲求」が誘因なんだろう。

 

近々にあった...

原油先物のマイナス価格」

そんなあるはずのないことが起こるから...「勉強になる」のだ。

「前代未聞の」

「史上初の」

「これまでに無かった」

ことが...何故にか?...毎年起こっている(笑)

 

ただ...自分の理解が乏しいのかもしれないけれども...

投資信託」だけはなんだかいただけない。

 

いかにも...「ビギナー向け」投資商品として扱われているようなんだが...

それは「順調な時期だけ」のように思える。

 

投資信託にはたくさんの投資商品を組み合わせて組成されているものが多い。

いわゆるその商品単体の中に「リスクヘッジ」が埋め込まれているということで...

その分...「馬鹿みたいな高騰はしないけれども...下げへのブレーキが効ききやすく、安心感が持てる。」

という設定なんだろうとは思うんだけれども...

 

表現を変えるなら...いわば10頭レースのうち6頭買っているようなもので...

勝てる確率が高いが必ず益は少ない

というところなんだろう...

 

が、それは...「順調に全部が走り終えた場合」は、だ。

今のように全員落馬した時にはどうなるのか?

 

その「投資信託」自体は屍のように見捨てられ....放置されたまんま...になるんじゃないだろうか?

 

何故なら...その「投資信託」自体の価値を盛り上げようと努力を感じる人や責務を感じる人は何処にも居ない。からだ。

とにもかくにも「リスクヘッジ」を念頭に...

「下がることがないんだね~」

と言わせたいがためにいろいろ組み合わせられたパッケージ商品なので。

 

「いやあ販売会社の人がちゃんと責任取るんじゃないの?」

と言うならば...

「いつまでもそんな屍にこだわっていたらば上司に叱られるので、新たに金を集められる新型「投資信託商品」を開発するに決まっているでしょ」

というところになるんじゃないかと....

推測するのが普通かな。

 

別にそれで証券会社も販売会社も構わないのだ。

所詮「人の金」を「どれだけ集められるか?」の商品なので。

それを「人気」と言うらしんだけど...

 

彼らは”プロ”なので...もともと「全部がうまく走るワケねーじゃん」と思っているのだ。

くたびれたら余分な手間をかけずに「放置」

そこで損した奴には新たな馬を「ご紹介」

と...

次から次へと...永遠につながる金儲けを試しているわけだ。

証券会社発展のために(笑)

 

駄目になった「投資信託」を努力でリカバーした例なんて...

見たことない。

 

まあ「この手」で...

バブルの崩壊も

リーマンショック

見事に「目をそらして」きたんだろうね。

 

だから「今回も」

なんて

そりゃ「当たり前」

 

これが...銀行や御国の言う「貯金」から「投資」への手堅い投資だ。

 

どうだ!(笑)

そして...このシステムに見事にハマって...いかにも資産家を気取れる美しいパンフレットにそそのかされて...

大損こいているのだ。

 

ちゃんと書いてある。

全ては....

「自己責任」と。