小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

「俺って...恰好いいだろ?」...超笑

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そうは言うくせに...

「大きく見せてきた」”証拠”...は、たくさん残してきている。

 

丸坊主だって別に...何ら支障はないはずなのに...

恰好つけた頭髪で、恰好つけた学ラン着てたのは...

単に”オシャレだった”からじゃないだろう。

 

「大きく見せなきゃ」(強く見せなきゃ)

”恰好悪く見えてしまう”恐れが十分に見てとれて...

スタイルほどに何も勇ましくない(笑)

 

志望校だとか微々たる偏差値の違いを気にしたのもそうだろう。

職業もそう。

「恰好よく見えること」が気になった。

 

恋愛、スポーツ、勉強、何もかも....

「恰好よく」見えること...を...大そう気にしていたよなぁ....

 

今から思い出すならば...

そんな片りんばかり。

 

「自信がないから」

自信のあるそぶりが必要だったんだろう。

自信を装飾する必要があったんだ。

 

今も自信はない。

いや、能力もない。

上に...

育ちも、家柄も、血筋も、ロクなもんじゃないことがあまりにも次々と露呈してゆくので...

几帳面にそれらを取り繕うことはもう...出来なくなってしまった(笑)

というか...面倒臭くなってしまった。

 

それは主に「時間の問題」で...

それに時間をかけてしまうと...

「やるべきこと」に手がつけられなくなってしまって...

「そんなにも大切なことだっけ?」

とブーメランのように思わされているのかもしれない。

 

ん?って考えると...

「若い時」って...それに比べてみると...

「やるべきこと」が全然なかったんだなぁ...と改めて思うわ。

だからパチンコ屋に日参出来たんだろう(笑)

 

かつて...

「自信満々」とよく評された学生の頃は...

実は...そんな”自信”が無いからこそ...

「恰好の良い”鎧”を見せる必要があった」

ということなのか...

 

そんなことにばかりに一生懸命だったような気がする。

 

自分のことだけど...

なんだか可哀そうなヤツだ。

 

そういえば...

「楽しかった」

という記憶もほとんど残っていない。

そんなに辛い毎日でもなかったのに...