小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

自惚れ

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「自分が立てたスケジュールが崩されると猛烈に頭に来ていた若い頃の自分」に言ってやりたい。

 

「そもそも...そんなにも自分の”計画”や”目論見”が完璧かのように自惚れるなよ」と。

だ。

 

そういや誰かも言っていた。

「やりたいこと」で芽が出なかった。

「なりたいもの」になれなかった。

だから”今”がある。

...のようなことを。

 


東大入学だとか、医者だとか...

”努力”で全てを叶えられてきた”優秀な人”は

「神の思し召し」なんて「あるわきゃない」「全ては自分の努力次第」とか思うんだろうなぁ...(笑)

そりゃ「出来ない」経験や「限界」を体験しなきゃ「なんでも出来る」って思うのも当然かも。

 

でも...経験を積めば積むほどに「出来ない」「限界」を積み重ねる自分にとっちゃあ

「自分で決めたこと」

でさえ何だか疑わしい(笑)

 

そんなものに執着するよりも

神の囁き...

いわゆる神の思し召し

に素直に従った方が...

(案外悪くない展開...)

になったりすることは少なくない...という実感がある。

 

というか...実際に神が居るのか居ないのかなんてわかっていないので...

その”神”ってのは自分の脳内に存在するわけで...

ある意味(架空の”神のせい”にして方向転換)を図っているわけだ。

 

卑怯といっちゃあ卑怯なんだけれども

この世界自分を曲げずに貫き通せる実力があるのなら

みんな「大谷君」のように成功している。

 

んなワケがないから今がある。

 

優秀といったところで

たった一人の力

であることには違いない

 

たったの一人の考えが

この宇宙というとてつもなく広いステージで

通用すると思う方がどうにかしているということだろう。

 

自分の計画通りに事が進まないとすぐにイライラしていた若い頃は

「自信があった」

んじゃなく

自分のプランに

「相当に自惚れていた」

ってことなんだろう...