ということで...
あえて「一人になる時間」を作り始めたのが...ほぼ22年前。
ダイエットの為のジョギングの時間だ。
というか...正確に言うならば...ダイエットの為にジョギングを始めてみたならば...
走っている間が暇なので、「一人」で、いろいろと考えるようになった、ということ。
そうなってみて...「一人で」考えるって機会は案外少なかったんだ、と実感した。
そりゃそうだろう。
社会って、大体人が居る。
学生生活ならなおさらで、学生以外にも教師だって山ほど居た。
そういった環境では...
少なからず...聞こえてしまうのだ。
”他人の声”が。
そして...迷っていたり、自信のない時に限って...頼ってしまうのだ、”その声”を。
ましてや知ったかブリの”おせっかい者”なんかが近くにでも居たならば大変。
「的外れな道」にいとも簡単に案内されてしまう。
な~んてことが「一人の時間」で考えるようになってきてから感じられるようになってきた。
だから...トレーニング以外でも...そのような時間を増やすようにした。
というか...
「行動を一緒にしてくれる人」を気にせずに「自分のやりたいこと」を”一人だけ”で始めるようにした。
はっきり言って...その成果は...22年も経つと...
山ほど
に積みあがっている。
だから...「ヨカッタ。”一人の時間”をたくさん増やせて」とも思っている。
いや、いつもいつも群れの中に居ないと安心出来ないままだったら...
ハーメルンの笛吹きに導かれる子供達のように...皆で洞窟に案内され永遠に戻らぬ人になっていたのだと思う。
そういえば...「みんなで出かける図書館での勉強」とか「みんなで出かけるトレーニングセンター」って、結局「出来ない」ので時間の無駄を感じていた。
自分だけなのかな?出来ないのは(笑)
精神論ではないけれども...
ジムで、おしゃべりながらのジョギングで...「痩せられるの?」とは思う。
「みんなと」じゃなきゃ出来ないことがあるように
「みんなと」じゃ出来ない(良くない)こともあるだろうと。
庭の手入れも、昼飯も、ブログを書く時間だって...
「寂しい孤独な時間」じゃなく...
「貴重な一人で考える時間」なのだ。
別に暗くもないし、へそまがりでもない。
人に会う回数を減らすことは...むしろ人と会う”楽しみ”も増幅させてくれる。
失礼にも「面倒臭く」思うようなこともなくなったし、「出会い」ともなれば「貴重なもの」だと思うようになったぐらい。
時代は便利に発展し、一人で充実出来ることなんて無限にある。
それもご丁寧に検索できたりもする。
24時間一人で居なくては...
なんてかたくなには思わないけれども...
「一人だから辿り着けた」ってことは数多く存在すると思う。
なら最初っから...「一人で」と”覚悟”を持った方が成功しやすいことはあるはずなのだ。
しかも...それで大切な友達に...余計な...恨み、辛み、憎しみ、悲しみ、怒り、妬み、等々の嘆きや愚痴を垂れ流しにしなくて済むなら...
一石二鳥と言うもんだ(笑)