小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

一石二鳥

f:id:okutavianus:20220219123349j:plain




ということで...

あえて「一人になる時間」を作り始めたのが...ほぼ22年前。

ダイエットの為のジョギングの時間だ。

 

というか...正確に言うならば...ダイエットの為にジョギングを始めてみたならば...

走っている間が暇なので、「一人」で、いろいろと考えるようになった、ということ。

 

そうなってみて...「一人で」考えるって機会は案外少なかったんだ、と実感した。

 

そりゃそうだろう。

社会って、大体人が居る。

学生生活ならなおさらで、学生以外にも教師だって山ほど居た。

 

そういった環境では...

少なからず...聞こえてしまうのだ。

”他人の声”が。

 

そして...迷っていたり、自信のない時に限って...頼ってしまうのだ、”その声”を。

ましてや知ったかブリの”おせっかい者”なんかが近くにでも居たならば大変。

「的外れな道」にいとも簡単に案内されてしまう。

 

な~んてことが「一人の時間」で考えるようになってきてから感じられるようになってきた。

だから...トレーニング以外でも...そのような時間を増やすようにした。

というか...

「行動を一緒にしてくれる人」を気にせずに「自分のやりたいこと」を”一人だけ”で始めるようにした。

 

はっきり言って...その成果は...22年も経つと...

山ほど

に積みあがっている。

だから...「ヨカッタ。”一人の時間”をたくさん増やせて」とも思っている。

 

いや、いつもいつも群れの中に居ないと安心出来ないままだったら...

ハーメルンの笛吹きに導かれる子供達のように...皆で洞窟に案内され永遠に戻らぬ人になっていたのだと思う。

 

そういえば...「みんなで出かける図書館での勉強」とか「みんなで出かけるトレーニングセンター」って、結局「出来ない」ので時間の無駄を感じていた。

自分だけなのかな?出来ないのは(笑)

精神論ではないけれども...

ジムで、おしゃべりながらのジョギングで...「痩せられるの?」とは思う。

 

「みんなと」じゃなきゃ出来ないことがあるように

「みんなと」じゃ出来ない(良くない)こともあるだろうと。

 

庭の手入れも、昼飯も、ブログを書く時間だって...

「寂しい孤独な時間」じゃなく...

「貴重な一人で考える時間」なのだ。

 

別に暗くもないし、へそまがりでもない。

人に会う回数を減らすことは...むしろ人と会う”楽しみ”も増幅させてくれる。

失礼にも「面倒臭く」思うようなこともなくなったし、「出会い」ともなれば「貴重なもの」だと思うようになったぐらい。

 

時代は便利に発展し、一人で充実出来ることなんて無限にある。

それもご丁寧に検索できたりもする。

 

24時間一人で居なくては...

なんてかたくなには思わないけれども...

「一人だから辿り着けた」ってことは数多く存在すると思う。

なら最初っから...「一人で」と”覚悟”を持った方が成功しやすいことはあるはずなのだ。

 


しかも...それで大切な友達に...余計な...恨み、辛み、憎しみ、悲しみ、怒り、妬み、等々の嘆きや愚痴を垂れ流しにしなくて済むなら...

一石二鳥と言うもんだ(笑)