小舟からⅡ

小舟から...鉄の斧...緊箍児...そして...小舟からⅡ

等身大



 

「いい気になっている」ことを発見したので「急ぐ性格」の話は中断。

そこを考えている場合じゃない。

 

父親を嫌い、父親のDNAも嫌い、軽蔑するが...

遺伝なので、シッカリ受け継いでしまっている模様。

 

恩知らずと言われようとも、冷静に見た場合には父親は見事なほどに「愚か者」の部類だ。

愛嬌があって「人に好かれている」なら救いもあるが、姑息で卑怯がバレてもいるので、その上「孤独」だ。

 

そんな人間目指したいはずはなく、「父親とは真逆の生き方や人生」を目指してきたつもり。

事実結果は大きく違っている...と思う。

 

が、ここ5年ぐらいにもなるだろうか?自分の人生を振り返ってみるならば...

「恐ろしいほどに似ている場面」

も発見したりして...

すれば自分も愚か者...と驚いている。

そう...父親同様自惚れているから...「まさか自分が愚か者なんてわけがない」と過信していたのだ。

 

が、DNAってそういうものなんだろう。

修正しているつもりなのに、消し去ったつもりなのに、何度も何度も出てきてしまう。

 

忘れた頃には必ず出ていたりする。

こんなに消し去れないということは...

恐らく...生涯意識していかなきゃならないものなのか?と。

 

徳川家康の言った「重荷」は、「自分の欠点」のことなのかもしれない。

生涯背負い、生涯償うのだ。

 

まあそれほどにも大袈裟な話はないけれども...

消し去れない以上...出てきた時に「早めに気が付く」はとりあえずの最良の対処法。

早期に悪化を食い止める、だ。

 

コロナの渦中にありながらも、ゴールを果たし、その後も忙しく過ごせていることに慢心していたようだ。

 

自分にとっての「等身大」を思い出したい。